イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(12-2)統治体は聖書の預言を抜本的に見直すのが賢明 | ヨハネのブログ

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I am Japanese female Christian Masako
Katahira, age 66.

I stay at Kagoshima,Japan after 2-year-stay of Yerevan, Armenia from September 2022.
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prophecies in my
Yohane no blog.

     今回は、(1)忠実な奴隷級はこれから将来にイエスによって任命されること、(2)イエスが王として再臨される時はまだ遠い将来になること、(3)統治体は聖書の預言の解釈を抜本的に見直すことが望まれることについて論じたいと思います。

 

 

(1)忠実で思慮深い奴隷とは誰でしょうか

 

 現在は、ネットを見ると、websiteblogあるいは、youtubeを通して、聖書の預言を説明して、聖書から信仰を築く努力している幾つものキリスト教のグループが存在しています。あるいは印刷物や書籍という形で聖書預言の解釈や聖書からの話を定期的に配信しているキリスト教会も多数存在しています。

 

0daniel propehecy interpretation

 

ネット上には独自にダニエル書などの聖書の預言を解釈しようとするyoutubeなどがあります

十分な時間が経てばどの解釈が正しいかが明らかになるでしょう

 




 

 確かに、証人の組織より規模は小さいかもしれませんが、エホバの証人の統治体だけでなく、さまざまなキリスト教の宗教グループにわたしヨハネを含めて多くの聖書の研究者がいるというのが現在の実情です。

 

 イエスは、「主人が,召し使いたちに適切な時に食物を与えるため,彼らの上に任命した忠実で思慮深い奴隷はいったい誰でしょうか。」と言われました。(マタイ24:45-47新世界訳改訂版)

 

 ここでイエスが言及された「忠実で思慮深い奴隷」は、イエスに信頼され任命されます。イエスはどの時点で、奴隷が忠実であることを観察して、任命するのでしょうか。それは、「主人」が来る時です。(マタイ24:46新世界訳改訂版)すなわち、イエスが王として天で臨在される時です。

 

 イエスが奴隷級について、疑問形で尋ねられたということは、それはその奴隷級が確定していない時代が長いからではないかと思います。イエスから最終的に是認される奴隷級が誰になるかが確定していないのは、それは、ひとつにはその奴隷が最後まで忠実を保つかどうかが、奴隷級の側の忠実さと信仰心に依存しており、将来のことなので、分からないからだと思います。

 

 ですから、誰が忠実で思慮深い奴隷としてイエスから任命されるかは、それはまだ決まっていないと思います。

 

 証人の統治体を忠実で思慮深い奴隷としてまだイエスに任命されていないと思います。ですから、必ずしも、証人の統治体が、聖書の正しい解釈を行えるという保証はないということになると思います。でも、神の王国を目指して、その希望をとらえるために努力を払い続けている聖霊で油そそがれたクリスチャンとして、敬意を払う価値はあると思います。

 

(2)イエスが王として再臨される時はまだ遠い将来になる

 

 イエスはご自分が再び王として戻ってくる時に、見張っているよう勧められています。もちろん、その日時は、エホバ神はご存知です。(マタイ24:36)でも、その時は、地上の神の僕の観点からは、とても遅くなることを示唆されています。

 

 イエスはこう言われました。「主人が来た時,見張っているところを見られるその奴隷たちは幸せです! ・・・主人が2夜警時に,あるいは3夜警時に来たとしても,用意ができているところを見られるなら,奴隷たちは幸せです!(ルカ12:37,38新世界訳改訂版)



 

0jesus at the door
イエスが天で王に即位し戸をたたいて戻られる時は人々が霊的に眠り込むほど遅くなるかもしれない




 

 2夜警は「真夜中」と呼ばれ,午後9時ごろに始まって真夜中に終わるようです。(ルカ 12:37)3夜警時は真夜中から午前3までと考えられると洞察の本にあります。ですから、第2夜警時であれば、まだ起きているのが普通の時刻ですが、第3夜警時だと普通の人はぐっすり休んでいる時刻です。

 

 十人の処女、あるいは「乙女」のたとえ話の中でも、「花婿が遅れている間に,皆,眠くなって眠り込んでしまいました。」と予告されています。そして、「『さあ,花婿だ! 迎えに出なさい』と叫ぶ声」が聞こえるのは、「真夜中」です。(マタイ25:5,6新世界訳改訂版)


 

0virgins are aleeping
キリストの花嫁志望のクリスチャンたちが霊的に眠り込むほどイエスの再臨は遅くなるかもしれない



 

 ですから、どちらのたとえ話からも、イエスが再臨される時は、地上のクリスチャンの観点からはとても遅くなることが示唆されています。でも、イエスが復活されてから、もうおよそ二千年近く経ちました。それで、今の世界のキリスト教世界の状況は、おおむねイエスの再臨を待つ点で、霊的に眠り込んでいる状況だと言えるでしょう。



 

 それで、多くのクリスチャンは霊的に眠っていて不意を打たれることになることが考えられます。ですから、忠実でありたいと願うクリスチャンは、ずっと目ざめているのに努力が必要です。

 

0slave awake
神に忠実を保つことを願うクリスチャンは忍耐して目ざめ続けていないといけない




 

  それで、地上の聖書解釈者の各人は、これからも「忠実」であることを実証していくことによって、将来、イエスから信頼され、すべての持ち物を委ねられる結果になるのではないかと思います。

 

 わたしはエホバの証人の1914年説はまちがっているとは思いますが、それでも、証人たちは緊急感を抱いて、目ざめているように努力を払っていますから、一般のキリスト教よりも、ましだとは言えるかもしれません。

 

 

   さらに、エホバの証人は、性の不道徳などを避けて神の律法を守るように推奨しています。でも、やはり、預言の解釈の間違いは多くの人を誤導します。その失敗はゆゆしいものです。

 

 わたしは、自分が生きている間に、イエスから奴隷級として任命されるということは起こらないという可能性もあると考えます。奴隷級が任命されるのは、キリストが臨在を開始してからなので、キリストが天で王になられるのは、まだ国際情勢が進展する将来、わたしの死後になるかもしれないと考えているからです。

 

(3)統治体は聖書の預言の解釈を抜本的に見直すことが望まれる

 

 証人の統治体は、ラッセル兄弟の提供した霊的な食物は、かなり聖書的であったとは言え、聖書全体を理解する上では、不十分であったことを認める必要があると思います。それで、百年以上前のラッセル兄弟の解釈にとらわれず、聖書の研究を続けて、柔軟に新しい理解を受け入れるようお勧めしたいと思います。

 

 そうすれば、将来証人の統治体に後で加わる成員が、イエスから忠実で思慮深い奴隷として、任命されるという可能性もあると思います。

 

 わたしも預言の解釈は変更して来たというのが実情です。それで、証人もご自分たちの聖書預言の解釈を再考して、それが統治体に恥をもたらし、多くの証人たちや真理の敵対者を含めて一般の人々からは非難されるとしても、抜本的に変更される方がいいと思います。

 

 そのようにすると、一時的に世界的に証人の成員の数は、とても減るかもしれません。でも、新たに再スタートを切った方が、イエスの是認を得られ、最終的な結果は良くなります。