イザヤ40章・聖書は世紀のベストセラー
「青草は干からび,花は枯れた。しかしわたしたちの神の言葉は,定めのない時に至るまで保つのである。」(イザヤ40:8)
聖書は、時代を越えていつも世紀のベストセラーとなってきました。
21世紀初頭の段階で、60億冊以上の聖書またその分冊が頒布されたと考えられています。累計推定部数に70億冊、80億冊、150億冊という数字を挙げる統計もあれば、3880億冊という数字を挙げる統計もあります。また、聖書は毎年、数千万冊も頒布されています。
また、2007年現在その全巻あるいは一部が2,377の言語および方言に翻訳されています。何十億冊にも達するその発行部数に近寄れる書物は,ほかにありません。また、聖書のように世界中の人が自国語で読めるようになっている書物も他にありません。
冒頭の言葉のように聖書は「神の言葉は定めのない時に至るまで保つ」と述べており、神がご自分の言葉が存続するよう守られることを保証していました。
聖書のようにその翻訳や頒布の過程で迫害を受けた書物は他にありません。それにもかかわらず、聖書は上記のような比類のない発行部数や翻訳言語の数を誇っています。聖書を根絶しようとした人々の努力は功を奏しませんでした。かえって聖書は世界中の人々が望むなら、自分が理解できる言語で入手できるようになっています。
こうした事実そのものも、聖書が神の言葉であり、聖書が人類の手に容易に手に入るように神が背後で働いてこられた証拠だと言えるのではないでしょうか。