こんにちは。
洋楽好きの暇人、古川カイイです。
お久しぶりです。2月になりましたね。この前「あけましておめでとうございます!」なんて言ってたはずなのに…。23、4歳くらいから月日が経つのが異様に早く感じるようになりました。
それにしても何で前回のブログをから日にちがだったのかと言いますと、実は『狂気』をレビューしてからピンク・フロイドに鬼のようにハマってしまい、他のアーティストの作品を全く聴いていませんでした(笑)
特に『狂気』、『アニマルズ』、『炎~あなたがここにいてほしい~』は何回聴いたんだろうって程に聴きました。こんなにも名盤を何故今まで聴かなかったんだろう…。先入観って怖いですね!
そんな先入観が未だに付きまとう名盤。今回は90年代の作品です。90年代と言えばいわゆる「グランジムーブメント」と呼ばれる、80年代に流行したゴージャスでダイナミックなサウンドに逆張りした若者達が荒削りなロックサウンドが特徴なバンドが横行したムーブメントです。
このムーブメントはアメリカのシアトルから発信されたムーブメントで、代表的なバンドに
・Alice In Chains
・Soundgarden
・Pearl Jam
・Madhoney
・Dinosaur Jr.
など…。
え?1つ大事なバンドを忘れてる?
そうなんです、このひとつのバンドがイマイチピンときてないんですよ…。
初めて聴いた時・・・中2
聴いてみた理由・・・「絶対聴け」的な事を雑誌でもネットにも書いてあるから
聴き終わったその時の感想・・・有名曲とそうじゃない曲のさがデカい。正直普通。
今まで聴いた回数・・・5、6回。
【アルバム概要】
1991年リリースのみんな大好きニルヴァーナの2枚目。全米のビルボードチャートで1位を獲得し、グランジムーブメントを一気にメインストリームへと押し上げた作品。またジャケットの赤ちゃん、スペンサー・エルデン氏が「これは児童ポルノだ!」と何度も訴訟してその度に「何を今更!」「自分も大人になってパロってるだろ!」と叩かれている事もある意味有名…。
【アルバム構成】
今作からメジャーレーベルのゲフィン・レコードと契約した為かかなり売れ線のサウンドとなっている。その為かカート自身も今作をあまり気に入っていないような発言をしたり、次作『In Utero』ではアングラサウンドに回帰している。
と、こんな感じですね。さて期待値爆あげで聴いた結果「普通」と思った今作。今聴いた結果は…
なかなかいいんじゃない?
どんだけ上から目線なんだよ!と言いたい気持ちも分かります!けどこれが正直な感想。俺的には『In Utero』のドロドロ感の方が好きかなぁ。
「Come As You Are」「In Bloom」「Lithium」なんかめちゃくちゃ名曲なんだよ。最後の「Something In The Way」の気だるい雰囲気で歌うカートの後ろで鳴るチェロも渋いし、ベタに「Smells Like Teenspirit」もやっぱメロディが気持ちがいい。他の曲も意外とキャッチーだったりする。けど挙って「世紀の大名盤だ!」とまではならないかなぁ。
なんかコレを聴いた後に思ったのは、他のグランジ系のバンドの丁度中間なサウンドだから受け入れられやすかったのかなと思った。より重いサウンドが聴きたければAlice In Chains、Soundgardenを聴けばいいし、もっとカラッとしたのを聴きたければPearl Jam、Stone Temple Pilotsを聴く。グランジを広げたければこの作品が結構基準になる気がしたな。あと聴きようによったらパンクにもメタルにも聴こえるからグランジだけでなく90年代の新たな基準になった作品だったのかなぁ。そういう意味ではかなりすごい作品なのかもしれない!
てな感じですね。久しぶりの投稿になりましたわ。これからもマイペースに投稿します!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
また次回✋