リトルヴィレッジにいらっしゃる楽器プレイヤーのお客様にけっこう人気があるのが、所謂セッションミュージシャン系の技巧派ギタリストですね。
AOR、フュージョン、カントリー系などに特に集中しますが、彼らの多くは自身のリーダーアルバムでその腕前を惜しげもなく披露していると同時に、シンガーのバックでセッション的に参加しているものも少なくありません。
その中でよく僕がおすすめするのがスティーヴモーズとエリックジョンソンの2人。共に1954年にアメリカ南部で生まれた二人は、ロック、フュージョン、カントリーなど様々な音楽を自身のフィルターを通して表現してきた点で、多くの共通点があります。ラリーカールトン、ジェイグレイドン、スティーヴルカサーなどに比べると、セッションでの参加は圧倒的に少ないのですが、今回はちょっと珍しいセッション映像をご紹介いたしますね。
まずはスティーヴモーズから。ジョニーコープランドというブルースマンの、これはおそらく1984年と思われるドイツのテレビ番組出演時のもの。ファンキーなブルースに乗せてバキバキ弾きまくるモーズ先生の改造テレキャスの音に痺れまくりです!!
次はエリックジョンソンが1982年にキャロルキングのバンドに参加した際のスタジオライブの模様を。ファンキーなキャロルキングも大変珍しいんですが、そこにやや控えめながらも、圧倒的な自己主張をするエリックジョンソンのプレイに思わず目がいってしまいますね。
どうでしたか?2つの映像ともかなり刺激的でしょ?この手の話になるとけっこうキリがなくなってしまうので、今回はこの辺で。