ドキドキのPET-CT検査の結果 | 大腸ガンで逝ってしまった双子の妹の451日の闘病記録

大腸ガンで逝ってしまった双子の妹の451日の闘病記録

2022年8月に54歳の若さで大腸(横行結腸)ガンにより逝ってしまった双子(二卵性双生児)の妹の闘病生活を兄目線で想い出しながら記録として残します。

前回の確定診断の結果、腹膜播種のS状結腸への遠隔転移が疑われたため、妹は翌日6月3日(木)の12:30からPET-CT検査を受けた。

 

そして、6月4日(金)の夕方にM先生から電話でその結果連絡があった。

 

妹いわく、いきなり電話が来たから最悪の事態を想定したらしいが実際はその逆で、

 

ガン細胞の存在を示す赤いマーカー反応が見られたのは横行結腸の原発巣とその周りのリンパ節のみで、肺や肝臓、もっとも疑われていたS状結腸外側にはガン細胞の存在を示す反応は一切なかったとのこと。

 

となると、S状結腸を外側から圧迫している物は一体何なんだ?ということになるので、今度は下腹部のMRIを至急撮らせて欲しいとの連絡だったらしい。

 

という訳で、予定外ではあるが6月7日(月)に急遽MRI検査をすることになった。

 

この結果を聞いてオレはかなりホッとしたが、まだ人工肛門の可能性が無くなった訳ではないので妹としては全く安心はできなかったようだ。

 

しかし、G研有明病院の対応は素早くて驚く。

私自身がガンの検査を受けたことがないし、他の患者さんのケースも知らないので他の病院と比べた訳ではなので何とも言えないが。。。

 

初診の日(僅か12分の間)に必要な検査日と手術日が決まったのには驚いたし、PET-CTの検査結果も素早く、さらにMRIが必要と判断されれば最短で翌営業日に検査が確保されるという一連の早業というか手際の良さには感心するばかりだ。

さすが日本を代表するガン専門病院である。

 

 

話は変わるが、手術をすると人工肛門になるかも知れないし、しばらくは美味しいものを食べれなくなるので旅行に行きたいと妹からリクエストをもらったので、6月9日(水)~1泊2日でオレと妻、妹の3人で箱根の温泉に旅行に行った。

 

妹は箱根の温泉で手術前の体を癒し、美味しい料理も堪能し手術への英気を養い、短い時間ではあったが旅行を堪能してくれた。

在りし日の妹

箱根ロープウェイにて

 

次回は「緊急で受けたMRIの結果①」です。