大佐夫人ヨンエのお誕生会に参加したユンセリ。
さすがファッションブランド「セリスチョイス」のCEOユンセリ。
マンボクの妻ミョンスンが持って来たダサいワンピをトレンドのデザインに仕立て直してあげます。
これもみなリジョンヒョクの出世のため。
このドレスの名前は、フラワーガーデン。
花柄をソフトに見せるのが今シーズンの特徴ですが、
霞みがかったような色彩効果と不規則の配列が織りなす自然な感性が一番のポイント。
ギリシャの女神を思わせるドレープもヨンエさんの女性らしさを最大限に表現しています~
ユンセリがワンピに込めたコンセプトをご披露。(実は自己PR)
超ごきげんのヨンエ。
あのダサ服が、こんなに素敵に変身ですか。
あなたのお名まえを教えて~~
一瞬ドキッ
とっさにLPアルバムに書いてあった名前で名乗ります。
심장에 남는사람 (心に残る人)
최삼숙(チェ・サムシク)
サムシクといえば、ヒョンビンドラマ「私の名前はキムサムスン」のヒョン・ジノンを思い出すけど、
これはパロディではなく、北朝鮮に実在する超有名歌手の方だそうですよ。
チェ・サムシク(최삼숙)さんは、1951年生まれ(現在69歳)。
北朝鮮の南東部黄海道 長豊郡(장풍군)に生まれます。
この地域は、38度線が走っていたことで、南北に分断された地域。
姉がソウル在住かもしれないとのことですが、生存されているかも分からないままだそうです。
平時に家族と別れて生きなければならないなんて...。
チェ・サムシクさんは、歌手になる前は、平壌の紡織工場で働いておられた女工さんでしたが、
天性の美しくきれいな声の持ち主で平壌映画音楽団に入団して歌手生活を始められました。
そして1970~80年代は、北朝鮮を代表する歌手になられ、31歳の時、「人民俳優称号」を受けられます。
「花を売る乙女」(1972年)の主題歌など、40年間で約2800曲を歌い、北朝鮮映画の主題歌は、ほとんど彼女が歌い、
「北朝鮮映画音楽の女王」と呼ばれる北朝鮮最高の歌姫さまとなられました。
심장에 남는사람 (心に残る人)も映画音楽で、工場の取材に来た記者が熱心に働く工場支配人に愛を感じるようになるというストーリーだそうです。
北朝鮮の音楽は、ほとんどが党を賛美し、理念や思想を内包している歌だそうですが、
この歌は、歌詞も素敵で曲も柔らかな叙情的なメロディーだそうです。
ユンセリの内助の功が大成功。
ヨンエはユンセリを気に入って、以後「サムシク友(삼숙동무)」と呼んであげます。
一方、ジョンヒョクとグァンボムは任務を終えて帰宅中。
友(동무:ユンセリのこと)が急にヨンエ同志の誕生会に行くと言い出して。。。
中隊長が配慮星(배려 별)を受けるように内助(내조)をしに行ったそうです。
日本語では「内助の功」ですが、韓国語では「内助をよくする(내조를 잘 하는)」みたいに使っていますね。
どちらも外で働く夫を、妻が家庭で支える功績のことですが、韓国の場合、夫が妻を支える時も使うみたいです。
キャプリミスくくく,,,
でもめっちゃ嬉しそうなのでブログ採用。
内助って、本当の婚約者になったつもりか?
ニマニマが止まらないジョンヒョク。
つづく~