ネタバレ注意!
韓国に潜んだ北朝鮮の犯罪組織のリーダーを検挙するため、
北朝鮮側からの異例の緊急要請で突然実現した南北共助捜査。
黒塗りの公用車や大型のワゴン車。物々しい登場。
垂れ幕に、남북 장관급 정상 회담(南北閣僚級サミット)とあります。
マスコミのフラッシュが激しくバシバシ
表向きは「南北閣僚級実務会談開催」と報道されるようですね。
南北が互いに友好的に接近。しかしSPたちは非常に硬く険しい表情です。
幹部たちの肩には、4つ。
リム・チョルリョンは1つ。
で、今回は、チョルリョンが所属する人民保安部について
ちょこっとリサーチしましたよ。(o^-')b
「人民保安部」というのは、北朝鮮の「一般警察」を管轄する官庁のことで、
日本の「内務省」に相当するようです。
ただし、住民を厳格に統制する役割を果たす重要性から、
内閣傘下ではなく、国務委員会の直下機関です。
同じく、国防委傘下の「人民武力部」と「国家安全保衛部」など
北朝鮮の最高権力機関の一つです。
そして人民保安部の幹部には、
正規軍である朝鮮人民軍と同一に階級(軍事称号)を授けているそうです。
その幹部の一部は、朝鮮人民軍の正規軍部隊で勤務することもあるようです。
なるほど~~
実際の階級章
リム・チョルリョンは「少将」
は1つだけど、立派な幹部ですね。
*ちなみに、北朝鮮の組織は、よく改編されるので、
「共助」の撮影開始時点では、「国務委員会」傘下の「人民保安部」でしたが、
その後、軍事的決定を「朝鮮労働党中央軍事委員会」が担うようになり、
2016年6月29日国防委は廃止。
現在は「人民保安省」に格下げになっているそうです。
リム・チョルリョンは、人民保安部長(警察庁長官に相当)より、
人民保安部の威信にかけて犯人検挙の任務を完遂するよう命令が下ります。