算数の解き方 | 子どもスタジオLittleStarsのブログ

和差算を解きながら、この子にはどんな方法で教えようかなとちょっと考える。


ここに100円あります。弟と2人でこのお金を分けようと思います。私の方が3歳年上なので、30円だけ多く貰うことにしました。弟には何円あげればよいですか?


和差算の解き方だと、

100-30=70

70÷2=35


となる訳だが、違う考え方もある。

まず、2人で半分こして、30円の半分を弟から取り上げる。

100÷2=50

30÷2=15

50-15=35


その他にも推論をして、数字を少しずつ変えてゆき正解に近づける。


最初の解き方が1番速く答えがでるように思えるが、小学校受験のときに良い成績を遺している子の中には、最後のやり方(代入法)であっさり答えが出てしまう子どももいる。

個々の子ども達が一番わかりやすい解き方から始まって、他の解き方も少しずつ入れていくのが良いように思えるのだが、先生によっては最初のやり方以外は×になってしまうこともあるようで、教える方としてもなかなか難しい。


子どもの経験値はそれぞれ違っているので、そこを考慮に入れないと、学校で算数の授業を聞いても全然わからない。だから算数大嫌いなどという子ども達を多く作ってしまうような気がしている。