cm4 | 子どもスタジオLittleStarsのブログ

学習教室に通っているYちゃんが、急に「cm4(4乗の意味)」はないのかと聞いてきた。

単位の勉強をしている最中だったので、ふと思いついたらしい。

小学校5年生だと、点、直線、面の定義もしらない。

中学生になっていても、目に見える点と数学的な点の違いを理解している子どもはそう多くない。

ここで、微分と積分を持ち出してもしょうがない。


一応、3次元の世界では、1次元、2次元を推察できるけれど、4次元はわかろうとしても難しいという話はしたものの、そもそも次元という考え方がわからないようだ。

「SFを読んでみたら。」

「SFってなあに?」

SFも知らないのかと、ちょっと驚いた。

たかがSFだけど、SF読んでいるかいないかでこの分野に対する経験値が変わるのだなと思った。


数学は、定義を使って3次元からn次元までいろいろな世界を推察できる学問だ。

でも、単位の設定はいかにも現実的で手に触れることのできない架空の世界には広がっていないということを、Yちゃんの一言で実感した。


子どもの一言って本当に大したものだと思う。