どの子も全ての時期に同じように伸び続けるわけではない。
身体の成長は背の伸びる時期と横に成長する時期があります。
それと同じように、ミルクをぐんぐん飲んで大きくなったと思ったら、飲む量を減らす自律調整の時期もあります。
言葉を覚える時期には、しゃべらずにじーっと聞いている時期とどんどん言葉を発声する時期があります。
それでも、伸びているなと感じる子は家で復習をしています。
1週間に1度1時間では足りない分は、それで補われていると思っています。
それは復習ではなく、さっき作ったものをもう一度作ってみたいという衝動?
そのうしろには面倒がらず、子どもに付き合っていこうと思っている大人がいて初めて成り立つものです。
子どもは1度経験するだけでは物を身に付けられません。
その経験をきっかけに2度、3度と同様な経験をしていくことでやっと身に付けていくのだと思っています。
そのためにスタジオでは、2回で1セットになるようなメニューを作っています。
それでも足りないので、できればお母様、お父様の方からどんなことをしてきたのかなにげなく問いかけていただけたらと思っています。
得意げに報告できるようになったら、しめたものです。
報告するために、スタジオでのできごとに敏感になってくると思います。
また、話しているうちに自分の間違いや理解不足にも気が付けるかもしれない。
大人がせっついたところで、良い効果が上げられないと思っています。それよりも自分の伸びようとする芽を摘まないように、面倒がらず伸ばしてあげましょう。
ここができていれば、子ども達はこの先自分で伸びていきます。