3歳頃から、子どもは友達を欲しがるようになります。
友達と役割を決めて遊ぶ姿は、こんなに大きくなったのだと感動すら覚えます。
それまで友達といっしょにいても一人で遊んでいたことを思うと、3歳は社会に入るという意味では分水嶺なのだと思います。
とはいえ、造形のグループワークになると子ども達はまだまだ適齢期にはいたっていません。
一人一人がある程度の技術を習得し、一人で事を進めていくためには後1年は必要です。
この1年で、社会生活の中で互角に生きていくための技術を獲得しなくてはならないと思います。
スタジオでの作業は、今やったらいいいなというヒントです。
お家でも、子どもが作業を続けたいと思うようなら是非やらせてあげてください。
やりたいと思う気持ちが、習熟と根気に繋がります。