「 母たちの中学受験 」


おおたとしまさ



「 第一志望合格は3割。納得できる結末に必要なこと 」というサブタイトルから 私が想像していたものとは少し違いました。


私が経験したのは「 平成 」の中学受験なので、この本でいう「 令和 」のものとは違う部分もあるかとは思いますが …


凄〜く共感しましたね〜。


受験に向けてのオフェンスではなく、合格発表後のディフェンスで、親の出来ること、すべきことは何なのか … という話なんだと思います。




色々、中学受験関連の体験談的なものや、ハウツーものも読んだんですけれど


これが一番大切なことなんじゃないかと思いました。


まあ、全て終わっているから、そう思えるのであって、渦中にいる人は 頭でわかっても なかなか 実践出来ないでしょうけれどね。


「 すべての結果が出そろったときに家族がどんな状態だったらその中学受験が成功だったといえるのか … 」


一読の価値はあると思います。