「 その扉をたたく音 」
瀬尾まいこ
このところ、瀬尾まいこ作品を読んでいて、更には 最近 良くチェックしている読書ブログで
「 ホッとする作品 」との評があったので、安心して読めるな … と思って手に取りました。
文庫で薄いので、電車で出かけるのに持って行ったのですが、駅でトラブルがあったとかで20分くらい遅れていたんですよ … 行きに読み終えてしまい
帰りの電車に乗る前に 新宿で本屋を探したら 案外見つからなくて、結局、場所がわかっている紀伊國屋まで歩いてしまいました(笑)。
この日の嵐ゴトは また別に書きますが … 一万歩を超えました(笑)。
そして、この作品、ホッとは出来ますが、泣けるところもあって、電車で本を読みながら涙を拭うおばちゃんは 絵面としてどうなんだ?とは思いましたね〜。
30目前の主人公よりも、その年の息子に仕送りを続ける親や 介護施設の高齢者に自分を重ね合わせてしまうんですよね〜。
裏表紙に「 確かな希望の物語 」とあるんですが、確かに読後感は良いので、私からも おすすめです。
