「 李王家の縁談 」


林真理子



「 真実はいつも1つ 」という探偵もいますし、「 真実は人の数だけあるけれど、事実は1つです 」という大学生もいますよね。


これは フィクションですが、史実に基づいているわけで、立場が違えば、見える「 真実 」はこうも違うものなのだと 改めて感じました。


このタイトルの「 李王家 」、先日行った紀尾井町の赤坂プリンスクラッシックハウスだったんですよね〜。


見てくれば良かった … 。


次回 是非!と思っています。




物語の最後の最後に、現在の上皇后陛下が正田美智子様としてが出てきて、やっと歴史から 現代に脱却した感がありました。