「 依頼人は死んだ 」


若竹七海



葉村晶シリーズ第二弾です。共感出来たり、読後感のスッキリ!ってタイプではないんですが、ちょっとクセになる話かもしれません。


連作短編集で、一つずつ話は独立していますが、全体の大きな謎がありますから どこまで このシリーズを読み続けるか … 悩ましいところです。




ちょっとネタバレなんですが …

























不妊に悩む人が自殺したきっかけが 友人が送った赤ちゃんの写真ハガキだった という話があって


この人の場合は マウント取ろうと送ったんですけれど、流石に殺そうと思ったわけではない。


怖いな


と思いました。


「 悪意 」ではあったかもしれないけれど、そういう結末は想定外だったと思うんですよね。


難しい


私、年賀状は 差出人を自分個人のもの と 家族連名のものを使い分けています。


出す相手によっては家族情報 ( 特に子どもについて ) は必要ないだろうと思って。


私自身は 家族写真入のハガキとか近況がわかって貰うと嬉しいんですけれどね。


この話を読んで ホント難しいんだよね って 改めて思いました。