「 国道沿いで だいじょうぶ100回 」


岸田奈美



これを一冊読むと、色々、気付かされ、自分の至らなさに凹むところもあるのですが … ちゃんと笑わせてくれるのが 岸田奈美さんの凄いところです。




今、入院中の母のところへ日参しているのですが


めんどくさいと思うことも、しんどいと思うこともあるわけですよ。


その辺の 見舞う側と 見舞われる側の気持ちが これでもか!と表出している文章に 双方の感情に 首がもげるほど頷いてしまうのです。


この人の 凄いところは 暗くなりそうな しんどい話も 前向きにしめられるところだと思っています。


現実は そう上手い話ばかりでもないでしょうが、表現者としては こうあるべきなんだな!と感心します。


それは 閲覧者の少ない おばちゃんのブログでも同じ。他人の悪口と 後ろ向きな話は 無しにして ボチボチ続けて行けたらと思います。




note というサイトで 無料で読めた話もあり、知っているエピソードもありましたが、私は やはり 書籍としてまとまっているものを読む方が好きだな と再認識しました。