「 財布は踊る 」
原田ひ香
一つのヴィトンの財布を巡る 複数の登場人物の お金にまつわる話 …
How to 本ではなくて、小説。
登場人物が 交錯していて、ちょっと戻って読んでみたりして(笑)。
昔、父が小説を読むのに … 一歩進んで二歩下がる って感じで読んでいるのを不思議に思っていたんですけれどね。
今なら わかる。
何なら あれは 三国志か なんかだったから、そりゃ ちゃんと読もうと思ったら大変(笑)。
その手の歴史物には 未だ 食指が動かない私です。
私は 300ページ足らずの小説で あれ? ってなっていますからね〜。
読み返してみても、最後、財布が消えたところから、現れたところへの 経緯がわからない …
でも、登場人物も
「 お前、いったい、どうしてこんなところにいるんだい?いったい、どうしてここにまた置き去りにされてしまったんだい? 」
と思っているから、それは謎のままなのかも(笑)。