ええ、「 マカン・マラン 」 以外もいける! と、古内一絵 の他の作品を 物色しまして、先ずは


「 キネマトグラフィカ 」





ちょっと暗めの展開で … 登場人物 それぞれの視点から語られる章が続くので、弾みがつくまで 時間がかかりました(笑)。


タイトルの キネマトグラフィカ の意味を調べたんですけれど …


キネマトグラフィー が、最初の映画用カメラのことらしいです。



伊坂幸太郎作品を読む時も 最初の方 こんな感じだったなぁ〜なんて思いながら読んでいました。


結局、続編の


「 二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ 」





まで一気に読みました。


「 平成元年組 」 … 平成元年入社 が出てくるんですが、私 その一年前、昭和63年入社なんですよ〜。


ほぼ、同世代


変化の激しい時代だったので、その辺りの一年は 今とは ちょっと違うと思いますけれどね。


ほぼ、同じ時代を生きてきた


そんな感慨もありつつ … 読みました。


この作者、作品ごとに ホント 色んな作風を見せて来るなぁと思っているんですが、


1966年生まれですから、この二作品は


ほぼ、実体験ですよね?