子どもに 車内に取り残されるなどの緊急時、クラクションを鳴らすことを教えよう! という書き込みを いくつか目にしました。
それらの記事によれば
「 エンジンを切っていても クラクションは鳴る 」
と書かれている。
もちろん、子どもには「 基本 」 を教えることが大切で、少しでも危険回避に繋がるのなら、何ら異存はありません。
主人が、報道されている保育園のバスを見ながら、
「 これくらい ( のサイズのバス ) なら鳴るけどね 」
と言います。
まあ、保育園や幼稚園の送迎バスは どれも こんな感じのクルマなんでしょう … 。
しかし、大型の観光バスや路線バスは メイン電源を切っていると 「 ハザードランプとブレーキランプ以外は使えない 」 と 主人は言います。
同様に、元バスの運転手と言う方の書き込みにも
もし、路線バスなどに 閉じ込められたとしたら「 クラクションは鳴らないので 」、ハザードランプをつけて知らせるか、ドア付近のエアコックを開けて手動でドアを開けて脱出する … というような段取りが紹介されていました。
探究心旺盛なもので …
( 主人の言うことを まるっとは信用していない とも言う。)
日野自動車に問い合わせをしたら、
「 サイズに関わらず、エアホーンになっているので 鳴ります 」 との回答!
三菱ふそうは、
「 ホーンは 電源オフの状態では鳴りません 」 との回答でした。
会社によって違うのね。
それ以上にビックリしたのが
乗用車。
主人が
「 うちのは ( エンジン切っていたら ) 鳴らないよ 」
と言います。
え? 何それ
まあ、教えなければいけないような、小さい子はいませんけれど。
さらに
「 国産車は みんな鳴るんじゃない? 」
え? 逆に 輸入車は鳴らないってこと?
それは問題じゃない?
鳴らないこと が問題なのではなく、何の検証もせずに 信じてしまうこと … 子どもに教えてしまうことが です。
おたくの園バス、鳴りますか?
おたくのクルマ、鳴りますか?
子どもに教える前に、取り敢えず、実験してみなきゃね。
ちなみに わが家は アウディとフォルクスワーゲン …
どちらも エンジンを切った状態では クラクションが鳴りませんでした。
問い合わせたところ、アウディは うちの車種、年式に限らず「 鳴らない仕様になっている 」 とのこと。
フォルクスワーゲンは 折り返しの返事まち。
回答があったら 追記します。
エンジンを切っていても クラクションの鳴るクルマの方が 圧倒的多数。
でも、「 例外 」 が1割に満たないとしても、鳴らないものは鳴らないのよ〜。
だから、SNS などを鵜呑みにせず
ってことよね と思いました。
結局、全てに当てはまるわけじゃない ってことを知った上で、より良い方法を模索するしかない。
一番は 子どもを一人にしないことなんですけれどね。 大人がしっかりしなくちゃ。
いや、大人も 取り残されることがある?
バスは知らないけれど、寝過ごして 電車の車庫に入っちゃった人は知ってるわ … 。
追記
フォルクスワーゲンから回答がありました。
「 車種、年式によって、鳴るものと 鳴らないものがあります 」 とのこと。
やっぱり、自分のうちのクルマで 試してみないとわからないってことね … 。
追記 part 2
日野自動車から、訂正、謝罪の連絡を頂きました!
「 路線バスなど 大型のものは 鳴りません 」 とのこと。
キチンとした対応だよね。 ちゃんと誰かが 回答を 適切だったか検証しているってことだよね。
そりゃ、最初から間違えないことが望ましいんだろうけれど …
それ以上に 、誰かが間違えても 会社として その間違いを潔く正すことが 出来るってことが大切なんだよね。
私も 主人のドヤ顔は 見たくないけれど(笑)、ちゃんと 「 あなたの 言う通りだった 」 と伝えなくちゃ。
