「 奥さん、Newsweek ご覧になりました? 」


「 いえね、私、図書館の閲覧室で読んでいたんですけれどね 」 ← 買っていない人



花粉症も手伝って 鼻はグスグス、目からもグスグス … 。

実体験を もとにした文章の力強さを感じました。



「 是非 お読みになって。 」






私が一番印象に残ったのは …


「 弟、電車での帰宅ができず、学校近くの友人宅で一泊。その旨の連絡ないため一喝。どれほど心配したか。 」


というところでした。


翔くんは、親ではありませんが、一回り以上離れた弟、当時 高校1年生ですからね〜。





「 独立自尊 」 も普段は良いのですが、災害時は 学校の対応が 手厚い方が安心ですよね。


のちに、さまざまな学校の 震災当日の対応を聞くにつけ、その違いに驚きます。


いや、緊急時こそ、自ら 安否確認をきっちりするくらいの 対応力が必要なのか … 。




親の心 子知らず と言いますが、親子に限らず、逆の立場に立ってみないと わからないこと って たくさんありますよね。






私、大学時代、大きな航空機事故の 墜落現場付近にいたことがあるんです。


今と違って携帯なんて持っていない時代、しかも山の中だし … 公衆電話はあったんですけれどね。


そんなに 大きな事故で 日本中で 大きく報道されていることだなんて知らなくて


対応に忙しかったし、どうせ明日帰るんだし … って思って連絡もしなかったんです。




親は … ニュースを見ながら◯◯のいる辺りだ! って気づいていたそうです。




自分が親になって … 娘のいる都市がハリケーンの直撃を受け、帰りの便が飛ばない … なんてことになった時にですね


胃の痛くなるような思いをして


はじめて あの時の親の気持ちに思い至るわけですよ。




今は 誰しも 携帯電話を持っていますが … 


電波の入らないところもありますし、時に、基地局が機能しなくなることもある


バッテリー切れってことも …


簡単に連絡がつくと思っているからこそ、逆に 連絡がつかないと焦りますよね。


若い子は、公衆電話の使い方も 練習しておいた方がいいかもしれない。 おばさんは大丈夫(笑)。




親にならなくたって、少しの想像力を働かせて …


自分の無事を知らせる努力が出来る人であって欲しいです。


もう一度、家族で話をしておこうと思います。