「 持続可能な魂の利用 」
松田青子
頭の中が ハテナでいっぱいになりました。
目を背けて、気づかないふりをしていることを 詳らかにされる 居心地の悪さ … という感じでしょうか。
文中、名指しこそ されていないものの、誰もが 実在の人物やグループを想像するであろう描写に
これ本人公認なのかなぁ〜と そこが 気になって仕方ありませんでした。
「 へいわとせんそう 」
たにかわしゅんたろう ぶん
Noritake え
お友だちのブログで紹介されていて、気になったので図書館で借りて来ました。
谷川俊太郎さんと、嵐を旅する展覧会のグッズに登場した Noritake さんの絵本です。
文字も 絵も シンプル。 だから、自分の頭で考えなければいけないんですよね。
昔、谷川俊太郎さんの講演会を聞いたことがあります。 息子さんは作曲家なのよね。 一緒に ご登壇。
子どもの学校の主催だったのですが、希望者が多くて 学内施設では キャパが足りなくて、別会場を借りることになったんですよね〜。
講演会とか 舞台とか 息遣いが感じられる空間 って 好きなんです。
また、足を運ぶ機会があるといいなぁ。
「 ベストエッセイ集2020 」
編纂委員 角田光代 林真理子 藤沢周 町田康 三浦しをん
案外、新聞に掲載されていた文章だったり、どこかで見たことあるなぁ〜っていうのもありますが、何しろ70以上収録されているから …
これまで一度も 読んだことのない方の文章もあったり、ここから 広がっていきそうな感じもあって 毎年 読みたいなと思いました。
「 AI vs. 教科書が読めない子どもたち 」
新井紀子
何度、調べても忘れるのよね … シンギュラリティ
技術的特異点と出て来て、あゝ 前も調べたな とは思うんですけれど、横文字が苦手なだけでなく、言葉が自分のものになっていないから定着しないのよね〜。
著者は 東ロボくんと名付けた人工知能を我が子のように育て、東大合格を目指すチャレンジを試みてきた数学者。
専門的な説明部分はね … 分からない(笑)。
これもね、暗澹たる気持ちになる話 … 文章を読んで理解する力のない人が大半であるという事実。
この著者の第二弾が気になるので読んでみたいと思っています。 この手の本は 調子の良い時じゃないと、眠くなるのよ〜。
因みに、文中に出て来る問題
次の文を読みなさい。
アミラーゼという酵素はグルコースがつながってできたデンプンを分解するが、同じグルコースからできていても、形が違うセルロースは分解できない。
この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢かのうちから選びなさい。
セルロースは ( ) と形が違う。
① デンプン ② アミラーゼ ③ グルコース ④ 酵素
正解は ① デンプン