息子が 小学校2年生に進級してすぐ、右腕を骨折しました。
若いので、当初の見立てよりも早く
8週間くらいで シーネ ( ギプスのようなもの ) が取れました。
整形外科の先生が、「 転んだりすると 元の木阿弥 だから、これまでと変わらず用心して、1週間後に また見せて。 」 と言いました。
若いので … 大人のようなリハビリは要らないそうで、日常生活の中で 少しずつ動かして行けば良い ということでした。
翌日、真っ黒の体操着を持って帰ってきました。
「 これ、何? 」
「 体操着。 汚れたから持って帰って来た。 」
「 それは、見ればわかる! 体育は見学だったよね? 」
「 先生、鼻を骨折している◯◯さんには、見学ね って言ったけれど、僕には言わなかった! 」
運動会も見学で、2ヶ月近く 辛かっただろうけれど、
ガチでドッチボールをやったらしい … 。
担任にメールをすると、
「 すみません、◯◯くんが、凄く嬉しそうに並んでいたので … 。 」
いやいや、そこは止めて下さいよ! 見学届け出してるでしょう …
ま、結果、転んだりしなかったし 大丈夫だったんですけれどね。
息子も 担任も、全く困ったものだわ と思っていたら …
先輩ママに「 ギプスが取れたら、子どもなんて気をつけるわけないんだから、目につくように、包帯をグルグル巻きにしておくのよ! 」 と 私が 注意されました(笑)。
あ〜、そういう手があったか。 周囲へのアピールにもなりますよね。
次はそうしよう! と勉強になりましたが、幸い 次 はありませんでした。
今回、多くの地域で緊急事態宣言が解除されることになって
息子のそんな話を思い出しました。
経済の立て直しも大切だけれど、今までの頑張りが無駄になるような事態は避けたい。
ギプスが取れても、包帯をグルグル巻きにして … 今はまだ 従来と同じような生活は出来ないんだ ということを 自覚して過ごさなければいけないわよね。
ま、うちの辺りは まだ なんですけれどね。