毎朝 豆を挽いてコーヒーを淹れています。 30グラムほどを ガリガリ挽くのに3分以上かかります。

休みの日に ゆったり 豆を挽くのは 良いけれど、平日の朝は 慌ただしいのよね〜。

主人は ブラック、私は カフェオレで。



豆は 10年以上 同じお店の 同じ銘柄にしています。 子どもの通っていた学校のそばにあり、今は 余り行く機会がない街なので 電話で注文して送ってもらっています。



先日、久しぶりに お店に行って、帰りがけに お手洗いに入ったら 便器の横の棚に 長財布が置いてありました。

男の人のだろうな と思いました。 触らず ( だから、正確には 拾った わけではないですね。 )店の女主人を呼び、「 中を確認してみれば? 」 と言ったのですが、忙しかったのか、「 もう お帰りになった方じゃないかな。 後で 見てみます。 」 と言われました。

帰りの車で、「 財布がないと 支払いが出来ないから、帰れないのにね〜。  」 とか、「 我々みたいに 連れがあって まとめて払ったとか? 」 なんて言っていました。



後日、また 豆の注文で 電話をすると、やはり あの時 まだ 店内にいた男性客のもので、凄く 感謝していた とのこと。

そりゃ、ね。 感謝するでしょう(笑)。



娘と その話をしながら、財布を 失くすと、何が一番困るだろう … と考えてみました。


現金は まあ、仕方ないですよね。 


免許証、保険証、クレジットカード、嵐FC会員証! 紛失届を出して 再発行手続きをしないといけないものが 大変。

そもそも、自分の財布に 何が どれだけ 入っているのか? きちんと把握しておかないといけませんね。



ちなみに、学生証の再発行 2000円かかるそうです。



その昔、義母が ひったくりにあった時、「 現金は諦めるから 他は返して欲しい! 」 って言っていました。

誂えの老眼鏡なんて 他の人には 価値がないけれど、当人にとっては 直ぐに必要なものだし、何より 書道をやっていた義母は その日 大先生のところに行くのに 自分で書いた作品を持っていたんですよね。

どこかで 現金を抜かれた財布や バッグが 見つかるんじゃないかと しばらく期待して待っていたようですが ダメでしたね。

後ろから来たバイクに 引ったくられて 転んだんですが … 「 大した怪我で無くて 良かったね。 」 って、当時 そう言って慰めていました。 骨折から寝たきり なんて話は良く聞きますからね。



犯罪はもちろん、自分がされて嫌なことはしない … 

逆に 自分だったら どうして欲しいか を想像する。

結構、単純な話だと思うんですが、難しいんでしょうかね〜。