実に 2018年11月15日以来、久しぶりの 「 読書記録 」 です。 小説ではない本に手を出しては 途中で放り出したり、なかなか 読了出来ずにおりました。

子どもたち ( と言っても、20歳と23歳 になっています。 ) と同じ本を読むようにしていた時期もあったのですが、最近 彼らが 必要とする本が ノンフィクションが増え、つまらないんです(笑)。



「 女の子が生きていくときに、覚えておいてほしいこと 」

西原理恵子

この方の場合、かなり特殊な人生だろう と思いますが、共感出来る部分も多く、娘には読ませたいと思ったのですが、読んでくれません。

この先、ネタバレ 引用 あります。










 
  だから夢は、ひとつだけじゃなくて、いっぱい持っておくといい。
  テニスプレイヤーになるのが夢だとしたら、そのほかにテニスのお店をやるとか、テニスのコーチになるとか、テニスのコーディネーターになるとかね。
  別に真ん中にいなくても、その夢のまわりに、楽しいことはたくさんある。同じものを好きな人同士なら話が早い。「あれもお願い」「これもお願い」って、仕事がどんどん広がっていけば、「 自分がやりたかったのは、こういうことだったんだ」って、きっとわかると思います。

… これって、職業だけでなく、色々な場面で言えることですよね。 

息子の中学受験の時、塾長に 第1志望校を決めるのではなく、第1志望グループを決めようと言われました。 1校ずつ序列を決めると 第2志望校だと 失敗だったみたいになるじゃないですか。 行った先で どう過ごすか が重要で、前向きな気持ちでスタート出来ることって大切なんですよね。




「 散り椿 」

葉室麟

先に 岡田准一主演 映画化 の情報が入っていますので、頭の中で 岡田くんの声に変換されて読んでいました。 そのほかのキャストは知らなくて、読み終えてから調べたら かなりイメージが違いました。

こういう文庫は実家から回ってくることが多いんです。本屋のカバーがかかっていて、今、撮影するのに外したら そのほかの俳優の名前も帯に書いてありますね(笑)。




「 かがみの孤城 」

辻村深月

これ 2018年の 本屋大賞受賞作なんですね。 私は、お友だちが ブログで紹介していたので 読んでみようと思いました。

主人公が 中学生だから、ということでもないでしょうが、それくらいの年齢の人にも 読み易い作品になっていると思いました。

私は それよりも 長く生きている大人なので、裏読みしたり、伏線を拾ったり … ちょっと捻くれた楽しみ方もしました。

単行本で 550ページを超える厚さなので、読み始めるに 時間と勇気(笑)が要りますが、読み始めれば あっという間です。

救いのある 終わり方が好きです。 





幸か不幸か、親知らず抜歯後、外出も ままならず … 読書が捗りました(笑)。 只今、次の本に 入っておりますが、♯ 34として まとめて ご紹介出来るのは いつになることやら … 。