「 疾風ロンド 」 東野圭吾

息子が読みたいというので図書館で借りてきました。 関ジャニの大倉くんが映画に出ていたなぁ~と思いながら読みましたが、大島優子の役は直ぐに分かったのですが、「 大倉くん の配役どれ? 」 と聞いたら、「 はぁ~、これしかないじゃん。 」 と言われましたが、文章で読む人物の年齢設定と 私の中の大倉くんの見た目年齢が一致しませんでした(笑)。

東野作品としては、文庫描き下ろしでの作品というのも珍しいし、読み進めやすい内容かなと思います。 私は電車移動の時間を使って かなり細切れに読んだので、頭の中でつなぎ合わせるのが大変でしたが、本来は 短時間で 一気に読める作品だと思います。

そして、この物語に 既視感 があったのは、以前に読んだ

「 白銀ジャック 」 東野圭吾 

と似ているからでした。 が、こちらも 「 読書記録 」 から抜けていました。 スキー場、テロ、といった設定のほか、登場人物2名の名前が一緒なんです。 人物設定は若干違うようですけれど、同一人物と考えられる誤差でした。

こちらも映像化されているようですが … どちらも見ていません。



郵便局で 絵本のギフトセット のカタログが置いてありました。 もらった方が、対象年齢を指定し、そのセットの中で 既に持っている分を外したりして、注文出来るシステムでした。

今、絵本を読んであげる年齢の子どもはいませんし、プレゼントの予定もありませんが、リーフレットをもらってきました。 絵本、好きなんですよね。


で、娘と、この画像を検証しつつ ( 全部が写っているわけではないので … )

「 これは知っているでしょう? 」 「 あ、表紙は見たことある。 」 などとやっていて、すみっこしか写っていないものも、「 右端がこの色だから … 」 などと真剣に探しました。

結果、はっきりしないものが 3冊あり、図書館で借りて読みました。



「 チリとチリリ 」 どい かや

初版発行が2003年なので うちの子たちは対象年齢から少し外れていたことと、このシリーズは アリス館というところなので わが家的に 馴染みがなかったのかもしれません。 私も全くはじめての作家でした。


私は 読んだ覚えがあるのに 娘には 全く覚えがないと言われたのが

「 よるくま 」 酒井駒子

これ、画像では右隅しか写っていないんです。 でも、便利な時代です。 色々、検索かけて 特定出来てしまうんですね~。 で、読みました。 しかし、娘は全く覚えがないそうです(笑)。


もっと探すのに 苦労したのが 右下に ちょっと入っている

「 おやすみなさいいつきさま 」

主人は表紙に覚えがあると言っていましたが、仕事で本を扱ったこともある人なので 自分のうちで見たとも限らず、あてにはなりません。 私も子どもたちも初めての作品でした。

絵本は 音読して ナンボ! だと思うのですが、家族それぞれが 黙読で読むと ホント早い。 スグ読めちゃいますね。

絵本の良いところは、良いものは 50年経っても その魅力が 色褪せないことです。 今、こうして振り返っている本も、10年先に また手にすることが出来ると思います。

大人の本も、もちろん残るものもあるでしょうが、時代の変化で 背景の理解が難しくなったり、人の感情も共感されにくくなるものが多いと思います。

例えば、最近 読んだ中では、「 何者 」 などは、本当に 「 今 」 を切り取ったものだから、今 読むことに意味があり、5年経って振り返る作品ではないと 個人的には考えています。







「 疾風ロンド 」 の中の登場人物の言葉です。

「 どこかで不幸に見舞われた人がいるからって、自分たちまでもが幸せを追求するのをやめちゃいけない。そんなこと、誰も望んでいない。あたしにはあたしにしかできないこと、あたしのやるべきことがある。それを続けることが、きっと誰かのためにもなる。そう信じることにした 」


お知らせ

本日、テレビ東京系列 の 「 美の巨人たち 」 が 草間彌生 「 南瓜 」 ですよ〜。
そして、先日、草間彌生展、行って来ました。 そちらの記事は 次回からになります!

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