私の好きな作家の一人に 林真理子 がいます。
小説も読みましたが、最近は エッセイを目にすることが多くなりました。
ODAKYU VOICE という 駅配布の広報誌に寄稿されており、毎号楽しみにしています。 WEB版もあります。
今号は 特に大きく頷きながら読みましたので、頑張って 初リンクを貼ってみました。 ( 少しずつ進歩しているでしょ?) 担当は違えど、嵐というキーワードで繋がった方たちへ。
「 なぜなら芸能人を好きになっても、何の見返りもない。 自分を知らない相手にひたすら尽くす。 ファンになるということは、本当にピュアなことだ。 そうやって私たちは心を磨き、心を震わせているのだ。 」
文章を書くことを生業としている人は やはり違うなぁ~ と思います。 ああ、こういうことなんだなぁ と漠然と自分の感じていることを きちんと 言葉にして 表現してくれます。
人は人生に一本は小説を書けると言われています。 「 事実は小説より奇なり 」 という言葉もありますが、人生を歩むということは そういうことなんでしょう。
ただ、2本目が書けるかどうかが 趣味と 本職の違いなんでしょう。
私の好きな作家の一人に 石田衣良 がいます。
代表作は 長瀬くんでドラマにもなった 「 池袋ウエストパーク 」 でしょうか。
「 1ポンドの悲しみ 」 という 恋愛短編を集めた単行本の あとがきで
実体験で まかないきれないが、どこかで相席した女性の話を聞きながら、そのライフストーリーをちょっと拝借して、短編のひとつくらい 難なく書ける。
というようなことを書いています。
文章の前後をカットして こう要約してしまうと 何だか 不遜な感じになってしまいますが、元の文章は、本業作家というのは そういうものなんだ!と納得させるものです。 念のため。
ベタ で文章を載せるのにも 問題があり、要約するのにも 能力的に問題があるので … こんな時にアメ限で 該当部分を 全文書き起こし って使い方は どうなんだろうと、ちょっと思っています。
「 もし、どこかでぼくに会ったら、読者のあなたもとっておきの『普通の恋』の話をきかせてくださいね。翌月には ( 『 小説すばる 』 で 短編連載中だったので ) 書いちゃいますから。」
まぁ、ご本人に お会いすることも なかなか叶わないでしょうが、誰かに聞いてほしい過去っていうのは 持っているものなのかもしれませんね。
墓場まで持って行く話っていうのも ありますけれどね(笑)。
昨日は 朝起きたら 凄いことになっていました。 同じ区で、停電地域もあったようで … 雪慣れしていない東京は ほんの数センチの雪でも この混乱ぶりです。
成人式でも センター試験でもない日で良かった と思いました。