「 神様のカルテ0 ( ZERO ) 」 夏川草介 を読みました。


そこに私の思う 「 読書 」 の効能が書かれていたので、一部抜粋、要約したいと思います。




「 ヒトは、一生のうちで一個の人生しか生きられない。 しかし本は、また別の人生があることを我々に教えてくれる。 たくさんの小説を読めばたくさんの人生を体験できる。 そうするとたくさんの人の気持ちもわかるようになる。」


たくさんの人の気持ちがわかるようになると優しい人間になれる。


「 優しさは弱さではない。 相手が何を考えているのか、考える力を 『 優しさ 』 というのです。」



「 優しさと言うのは 想像力のことですよ 」




何故、本を読むのか … 私の過去記事 趣味「読書」 でも 「 想像力 」 の大切さに触れていますが 本職に きちんと文章にしてもらえると すっきりします(笑)。


 


今回は前回の 「 読書記録 」 から 随分 間が開いてしまいましたから、読んだ本は色々あるのですが …



「 贄門島 」 上下 内田康夫   


前回の続き、島3部作の1つです。



「 心霊探偵 八雲 」 神永学   


ホラー寄りのものは普段 余り読まないんですが、続きが気になる話です。


「 嵐ヲタ 絶好調超!!!! 」 青井サンマ   


いわゆる非公式本の範疇でしょうか、暴露物などではなく、ファンあるある!満載で、ニヤニヤしながら読む感じなので、病院の待合室で読むには 不適当な本です。



「 隣の嵐くん ~ カリスマなき時代の遇像 」 関修   


明治大学の先生。 授業で 嵐のPVを ひたすら流して有名になったらしいです。 私が大学選びをしていた時、「 卒論なんでも やらせてくれるんだよ!」 という例として 「 ビートルズ 」 でも良いんだよ と言うのをウリにしているところがありました。 今や 「 嵐 」 で卒論が書ける時代になったのですね~。



「 プシュケの涙 」 柴村仁


胸が塞ぐような気持ちになります。 描かれている幸せな情景が結末を知る我々読者には辛い。


「 ハイドラの告白 」 柴村仁 


「 プシュケの涙 」 の続編です。 色々リンクしており、読みながら 頭の中は 記憶を辿り、パズルのピースをはめるように時系列を組み立てています。 1冊目を もう一度読み、確認作業をしたくなる作品です。 このシリーズ、現在4冊出ているようで 続きが気になっています。



人に必要なのは想像力


その想像力を鍛えるのが読書




80年生きたって、自分で実際に経験出来ることなんて たかが知れている と思いませんか




西野カナは 友人などに徹底的にリサーチして 詞を書くんだそうです。


自分の経験だけで小説や詞を書いていたら、とっくにネタ切れですよね。




有川浩 がバンダイの入浴剤とコラボして 短編 「 ゆず、香る 」 を書いているんですが、笑っちゃうくらい バンダイの入浴剤のための小説です。 それなのに きちんと 有川作品として成立している、そこに驚きです。


ドラマやコマーシャル、その時々の要請に合わせて作る!それがプロですよね~。




ボケ防止のために 記憶力と、人間として必要な 想像力を養うために、次は何を読もうかな … 。






画像は頂いた供花の1つです。