その昔、大野くんが振付の先生に 「 おまえが 他の4人に合わせろ 」 と言われたという話 … どこかで聞いことがありませんか。


その後の歳月の中で、努力し 身につけたものもあるでしょうが、今でも それぞれに得手 不得手はあり、それを上手くカバーし合っている 良いグループだと思って見ています。





「 心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU 」 という番組、 ゲストが振付師のパパイヤ鈴木の回で、「 練習ゼロでも誰でもダンサーに!」 という企画で、MCの加藤浩次は ほぼ真ん中に立っているだけで 上手く群舞の中に納まり 爽快に踊っている風になりました。




ザ・少年倶楽部 で KAT-TUNが 葉加瀬太郎にバイオリンを習う企画で、レとラの2音だけ練習して繰り返すと それに上手く合わせて演奏してくれるので 素晴らしい曲になるんです。



今回の しやがれの相葉ちゃんのも同じ 「 Etupirka 」 でした。 自分が凄い方を演奏してると 「 勘違いする! 自分がやってる気になっちゃう!」 って言ってましたね(笑)。






娘の学校の体育で、創作ダンスの授業が凄いことになっている という話を聞いて これらを思い出しました。


どう凄いことになっているかと申しますと … 上手な子が多いんだそうです。 バレエ、エアロビ、チア … まぁ、色々種類はあっても 踊ることが好きで 得意な子が多い。


ところが、突き抜けて上手い子がいない。 つまり、出来ない子、得意でない子も取り込んで 全体として仕上げられるレベルまでの子はいない。 そうなると、船頭多くて舟陸に上る ってヤツですね。 しかも脱落者を出してしまう。 残念な感じ。






私は音楽もダンスも不得手ですが、レベルを合わせる って、単に 高い人が低い人の出来ることを一緒にやる ということではないと思っています。





仕事でもそうですよね。優秀な上司はいかに部下に仕事を任せることが出来るか …


百田尚樹の 「 海賊とよばれた男 」 を読みました。 通信手段が 今のように発達していない時代、上の判断をいちいち仰いでいては勝機を逃してしまう。 現場責任者に裁量を持たせることによって 攻めて行くんです。


主人公は 戦中戦後の時代ならではの人物像で、現代では受け入れられそうもない強烈な個性の持ち主です。


残念ながら 嵐の5人には はまらない役だと思います。 おかだっちが どんな風に演じるのか とても楽しみです。





子育てもそうですよね。 先回りして やってあげる方が簡単で、信用して待つ方が大変。


私の子育ては、ほぼほぼ 終わったと思っています。 いや、家事全般 私の仕事で、まだまだ自立には程遠いですが。


ここまでで 人としての考え方や 物事に取り組む姿勢が身についたのではないか … と期待しています。


赤ん坊の時に 虫歯のある親が口移しで食べ物を与えると、口腔内のバランスが崩れて、その後一生虫歯になりやすくなる と聞いたことがあります。 腸内環境も善玉菌と悪玉菌のバランスで決まるんですよね。


そんな感じで、三つ子の魂じゃないですが、これから先、どういう風に生きて行くのかをイメージ出来るところまで 大きくしたのではないか と思っているのです。


親という字は、木の上に立って見ると書きます。 私、子離れは まだ出来そうもないのですが、手を離し、目は離さず、今しばらく、親業を続けていきたいと思っています。