「 棄霊島 」 上下巻 内田康夫 文春文庫


このお話もまた日本人の宗教観について取沙汰されていて、呼び寄せちゃったかなぁ~最近、この手の話が多いなと思いました。


「 神楽島 」 上下巻 これも 内田康夫


どうも 島三部作のようなので 順番が逆になりましたが 残り 「 贄門島 」 も トライしたいと思っています。


内田康夫は20年くらい前に嵌り、一時期 本気で 浅見光彦ファンクラブ に入ろうかと悩んだくらいでして … 結構 沢山読んだのですが 残念な記憶力のせいで 読んだ作品と そうでないものが分からなくなっており、途中まで読んで 「 あ!これ犯人知っている。」 とか思い出しちゃうんですよ~。




「グラスホッパー」 伊坂幸太郎 角川文庫


これは珍しく 一度途中で放り出してありました。 言わずと知れた 生田斗真と 山田涼介出演の映画原作です。 伊坂作品はバラバラに並べられたピースが出揃うまでが長いんですよ(笑)。 それが絡み合い たたみかけるように進んでいくところまで行けば ノンストップなんですけれどね。




「 みてるよ みてる 」 マンロー・リーフの絵本です。


お邪魔したブログに かわいらしい ものみどり という鳥のイラストと共に紹介されていて 手にしました。


絵本なんですが … 大人の耳に痛いお話です。 「 ものみどりが きみをみてる 」 と各ページにあるんです。 宗教心の薄い私は常に神様が見ている とは思いませんが、自分の行いを良識というものに照らして恥ずかしくないように とは思っています。


しかし、ついつい 「 もんくや 」 になっちゃうんですよ。 足りないものを探してしまう浅はかさ … 。 どこかに ものみどり イラストでも自戒のために貼っておこうかしら(笑)。




今読んでいるのは、「 海賊とよばれた男 」 現実社会でも 石油業界再編が進んでいますし、岡田准一主演で映画も決まりましたから、タイムリーですね。 作者は 「 永遠の0 」 の百田尚樹です。




私自身も 子どもたちも わりと本を読むので、子どもに読書させるにはどうしたら良いのか と質問を受けることがあります。 あ、うち主人は ほとんど本を読みません。


赤ん坊の頃から絵本の読み聞かせは せっせとしていましたが、逆に うちの子どもたちは 本は好きだけれど、読んでもらうものだと思っていた節があります。


上の子も、自分でしっかり読むようになったのは小学校4年生になってからです。


子育てに正解はない と思いますが、お母さんが楽しそうに集中して本を読んでいれば、そんなに良い物なのかな~って思うんじゃないでしょうかね(笑)。


本を読みながらニヤついたり、涙を流していたり、そんな私を興味深げに、また呆れたように眺めている子どもたちです。




あ!もう一つ。


子どもの読む本は、自分も読むようにしていました。 自分が読んで、勧めることはもちろんですが、子どもが興味を持って読んだ本は自分も読むんです。 そうすると、感想を言い合ったり、理解できなかったことを質問して来たりします。 子どもの理解も深まりますよ。


話をすると、「 え?そこ、分からないで終わっちゃったの?」 というようなこともあるんです(笑)。


息子が中学2年の時、学校の図書室で借りてきた 伊坂幸太郎の 「 ゴールデンスランバー 」 を 「 聞きたいところがあるから お母さんも読んで。」 って持ってきたんです。 それが私の初 伊坂作品でした。


視点や時系列がバラバラで、良く読んだなぁ~と感心すると共に、読み終えた時に、息子の疑問が分かったんです。 私自身も一瞬 「 あれ?」 っと思う部分でしたから。 そして、それの答えにあたる部分に栞を挟んで返しました。 質問をする前に、答えを用意したんですから、ビックリしていましたよ。




「 私って偉い!良いお母さんじゃん。」 と 自画自賛したことは言うまでもありません(爆)。