NHK 10月21日の 「 ひるまえほっと 」 で 足利学校 の 曝書 について放送していました。




足利学校と言えば 日本最古の学校 と習ったような気がしますし、その昔、行ったこともあるような … 今年4月に日本遺産になったんですね。


○○遺産って色々ありますよね。 世界遺産、無形文化遺産、日本遺産 …


翔くんのような 弾丸旅行は無理なので 老後の楽しみに 少しずつ訪ねるのも良いかもしれません。




え~、で、曝書バクショ、書物の虫干しのことです。




足利市の4年生は論語を習い、足利学校で素読の体験授業を受けるとか…


「 己の欲せざる所は人に為す勿れ 」


退職した元教員が教えていました。 自分でやられて嫌なことは人にもしない。 孔子の論語を持ち出すまでもなく、大人も子どもも理解し、実践していきたいですよね。




自分が学生の時に習ったかは 記憶が定かではありませんが、子どもたちが小さい頃 習い事の一つとして しちだ というところに通っていたんですが、孔子の論語を素読、暗唱させていました。


お風呂で 私も一緒に練習したりしていました。 意味なんて分からなくていいんですよ、ひたすら声に出す。 昔の寺子屋式ですね。



寺子屋 って 全部 私学なんですよ。 藩校なんて数がしれているし、そもそも特定の枠しか受け入れられないわけですから。


その寺子屋のおかげで 江戸時代の日本の識字率は世界に類をみない驚異的高さを誇り 外国人から感嘆されていたとか。


当時、ロンドンやパリでも30パーセントに満たない識字率だったそうですが 江戸に限って言えば80パーセント以上、90パーセント近かったらしいです。 身分や男女に関わらず読み書きくらいは出来たってことです。




今年は 娘の高校の役員をやっているので、先日、私学のPTAの集まりに参加して来ました。 参加者、ざっと2000人ほどの集会です。



乗り換えの駅では、あしなが育英会の募金活動をしていました。



現在、児童の減少により、公立の小学校は かなり統廃合が進んでいるそうです。 私学の小学校は今年度 5校増え227校になりましたが それでも 全体の1.1パーセントに過ぎないそうです。 私学の小学校に通う 児童は約1パーセントとか。


東京、神奈川に住んでいると 周辺に私学が沢山あるので 1パーセントと言われると 「 え、そんなもの?」 と思いますが、地域によっては 私学の小学校が ほとんどないところもあるそうなので 全国平均にするとそんなものなのでしょう。




能力や意欲があって経済的理由だけで高等教育を受けられないのは いかがなものか と思いますが 55パーセントを越える大学進学率は 疑問に思う部分もあります。


教育の機会均等って 凄く難しいなぁ と思います。


息子の通う大学は 家計の急変による奨学金制度があるんですが、成績・人物優秀だと給付で、そうでないと貸与なんです。


いつ何があるか分からないご時世、常に奨学金の 「 給付 」 が受けられるよう、心して勉学に勤しむよう コンコンと言い聞かせております。




多分、伝わっていないですけれど … 。