あなたから確実に離れてると思っていた。
あなたの絵以外のなりわいもじぶんには
あわなかったし。
ついていけないと思ってた。
でもあなたにはあの世界が一番じぶんにはあっているからこそしてるんだろうし、ともわかっていて
時期はすぎたんだと愛は消えないが
日々のなかで薄れていった。
でも昨日のことで、いてもたってもいられず、
ご本人のこともさることながら、
あなたを心配した。
とても悲しんでると思ったら、
花がしおれるように、
肋骨からバキリと折れるように、
心がとても悲しく、
大丈夫かしら?
大丈夫?
そばにいてあげたいと
心の底から思っていた。
これが彼に対するわたしの本当の
気持ちなんだとわかった。
だからといってまたかつての日々のようにしょっちゅう会うことはないと思う。
もう会わないかもしれない……………
でも本心がわかったから、
大事な蕾は誰にも知られず
ひっそりと咲くようにある
それがわたしにとって、あなたの存在の定義のようです。
たとえば10年会わなくなったとしても、
あなたになにかあれば、
わたしは、代わりにあっさりと
命を差し出してしまうような。
そんな、存在。
わかるかな。
