土曜日の深夜にドラマがやっていたので、なんとなくみてました。
内容は中国残留孤児の祖父を訪ねて広島にやってくる小学生の視点で
原爆のドキュメンタリーも含めた、戦争についてのお話です。
東京で育った小学生の男の子は、中国語でやんややんやとまくし立てるおじいちゃんになじめず、反抗的です。
でもそんな中、地域の周りのひとたちの中での交流の中で、やがては祖父が体験したきたこと、戦争というもの、それらを感じることによってひと夏成長する男の子の話しで、ほんとにみてよかったと思う佳作でした。
いろいろ感じる場面があったのですが・・・・その子の担任が、校庭のある木まで
その子を連れ出し
「これはね。●●三世ってかいてあるでしょ。1世はね、原爆で枯れてしまったの。でもね、なんとか苗を残して、その苗が育っていったの。それがこの3代目。
私たちもそうよね?(設定が残留三世)おじいちゃん、おばあちゃんたちがいて、
お母さんお父さんがいて私たちがいるんだよ」
・・・・・・・・
そして背中に謎の傷がついているおじいちゃんの過去を自ら話始める
「中国にいたときソ連が攻め入ってくるときいて、私たちは絶望して自ら死を
選ぶことにしそれぞれ銃でみんなうっていった。私の母も姉も目の前で死んだ。
私は幸い、玉がそれた。その後、ソ連が攻め入ってきた。
ソ連兵は、確実にみんなが息絶えているかどうかを確かめるために、一人一人を剣でさしていった。私も。
でもそこで声をあげたら殺されてしまう。だから我慢した。
でも私は、こういった経験をし、日本でも中国でも差別を受けてきた。
それでもすべてはお前(孫)に会うためだったと思えば、私は生きてきてよかったよ」
めっちゃ号泣・°・(ノД`)・°・
そして思った。
あぁ、子供・・・やっぱり生んだ方がいいな、と。
まだ未定だしわからないけど、連綿と続く命を、時代が移り変わっても受け継がれていく命をつなげていくことはすごい大事だなぁ・・・と思いました。
それに命って単に両親や祖父母だけじゃない。わたしたちの命にはその後ろに
何千、何万という過去にいきた人たちの命がつながってるんだと思う。
だから、命って自分だけのものじゃないと前から感じていたけど
きっとそういうことなんだと思う。
あとね・・・・原爆の話も。フィクションではあるけど。あるおばあさんの話で
「左にひどいやけどを負って、いまでも左側に人がたつだけで震えがとまらなく
なるんだよ。もう戦争から68年たっているのにね」
現に原爆の後遺症はいまだに受けた人々を苦しめている・・・・・
こういった傷ついた人たちを少しでも心が軽くなるためにどうしたらいいのだろうか・・・・・
そして何故このようなひどい行為を人間は繰り返すのか・・・愚かしくも・・・・
深く深く考えさせられたドラマでした。
何故・・・・落としたの?こんな人間の手で、同じ人間をひどい目にあわせるようなものを・・・・?
体も心も、癒すことなどできないくらい、深い傷を負うよ。
今ほとんどが、戦後生まれで経験した人の方が少なくなっているだろうけど、
わたしたちは・・・・
唯一の被爆国となった私たちは・・・・・・絶対忘れちゃいけない。
そして、考えなければならないよね。
私はそんなこと一人でずーっと考えていた。
人間の愚かな行為はとめどもないけども、でも癒すこともできるはずで。
それをどうしたらいいのか・・・・・・
この間読んだこの本 、聖地とともにヨーロッパの戦争に関連する施設への記載がたくさん記載されていて私も知らないことばかりでした。
特にイギリスで日本兵が現地の人を捕虜にし、その一帯の人たちは日本によくない感情をもってるとか・・・
著者の方がなにも知らずに高齢者センターで活動していたらしく、
「わたしはなにも知らないでいたけども、私が日本人ということで疎ましく感じていた方がいたのかも・・・・・」と考え込んでしまう場面が印象的でした。
個人的にはこの本は自分の好みではなかったのですが・・・(確かにレビューにも
ありますが絵が稚拙なのと、著者の思考と私とは少し違うようでしたので)
ただわたしもそうか・・・知らなかったな・・・・と思いながら読んでいました。
8月も終わりに近づいています。
12ヶ月に1ヶ月くらい、昔に終わった戦争、だけども終わってない戦争のことを
考えてみるのもいいのではないでしょうか。
現に今でも世界中で戦争は起こっています。
内容は中国残留孤児の祖父を訪ねて広島にやってくる小学生の視点で
原爆のドキュメンタリーも含めた、戦争についてのお話です。
東京で育った小学生の男の子は、中国語でやんややんやとまくし立てるおじいちゃんになじめず、反抗的です。
でもそんな中、地域の周りのひとたちの中での交流の中で、やがては祖父が体験したきたこと、戦争というもの、それらを感じることによってひと夏成長する男の子の話しで、ほんとにみてよかったと思う佳作でした。
いろいろ感じる場面があったのですが・・・・その子の担任が、校庭のある木まで
その子を連れ出し
「これはね。●●三世ってかいてあるでしょ。1世はね、原爆で枯れてしまったの。でもね、なんとか苗を残して、その苗が育っていったの。それがこの3代目。
私たちもそうよね?(設定が残留三世)おじいちゃん、おばあちゃんたちがいて、
お母さんお父さんがいて私たちがいるんだよ」
・・・・・・・・
そして背中に謎の傷がついているおじいちゃんの過去を自ら話始める
「中国にいたときソ連が攻め入ってくるときいて、私たちは絶望して自ら死を
選ぶことにしそれぞれ銃でみんなうっていった。私の母も姉も目の前で死んだ。
私は幸い、玉がそれた。その後、ソ連が攻め入ってきた。
ソ連兵は、確実にみんなが息絶えているかどうかを確かめるために、一人一人を剣でさしていった。私も。
でもそこで声をあげたら殺されてしまう。だから我慢した。
でも私は、こういった経験をし、日本でも中国でも差別を受けてきた。
それでもすべてはお前(孫)に会うためだったと思えば、私は生きてきてよかったよ」
めっちゃ号泣・°・(ノД`)・°・
そして思った。
あぁ、子供・・・やっぱり生んだ方がいいな、と。
まだ未定だしわからないけど、連綿と続く命を、時代が移り変わっても受け継がれていく命をつなげていくことはすごい大事だなぁ・・・と思いました。
それに命って単に両親や祖父母だけじゃない。わたしたちの命にはその後ろに
何千、何万という過去にいきた人たちの命がつながってるんだと思う。
だから、命って自分だけのものじゃないと前から感じていたけど
きっとそういうことなんだと思う。
あとね・・・・原爆の話も。フィクションではあるけど。あるおばあさんの話で
「左にひどいやけどを負って、いまでも左側に人がたつだけで震えがとまらなく
なるんだよ。もう戦争から68年たっているのにね」
現に原爆の後遺症はいまだに受けた人々を苦しめている・・・・・
こういった傷ついた人たちを少しでも心が軽くなるためにどうしたらいいのだろうか・・・・・
そして何故このようなひどい行為を人間は繰り返すのか・・・愚かしくも・・・・
深く深く考えさせられたドラマでした。
何故・・・・落としたの?こんな人間の手で、同じ人間をひどい目にあわせるようなものを・・・・?
体も心も、癒すことなどできないくらい、深い傷を負うよ。
今ほとんどが、戦後生まれで経験した人の方が少なくなっているだろうけど、
わたしたちは・・・・
唯一の被爆国となった私たちは・・・・・・絶対忘れちゃいけない。
そして、考えなければならないよね。
私はそんなこと一人でずーっと考えていた。
人間の愚かな行為はとめどもないけども、でも癒すこともできるはずで。
それをどうしたらいいのか・・・・・・
この間読んだこの本 、聖地とともにヨーロッパの戦争に関連する施設への記載がたくさん記載されていて私も知らないことばかりでした。
特にイギリスで日本兵が現地の人を捕虜にし、その一帯の人たちは日本によくない感情をもってるとか・・・
著者の方がなにも知らずに高齢者センターで活動していたらしく、
「わたしはなにも知らないでいたけども、私が日本人ということで疎ましく感じていた方がいたのかも・・・・・」と考え込んでしまう場面が印象的でした。
個人的にはこの本は自分の好みではなかったのですが・・・(確かにレビューにも
ありますが絵が稚拙なのと、著者の思考と私とは少し違うようでしたので)
ただわたしもそうか・・・知らなかったな・・・・と思いながら読んでいました。
8月も終わりに近づいています。
12ヶ月に1ヶ月くらい、昔に終わった戦争、だけども終わってない戦争のことを
考えてみるのもいいのではないでしょうか。
現に今でも世界中で戦争は起こっています。