地球の表面は、10数枚のプレートで覆われていてプレートは一枚の厚さが100キロメートル前後らしい。融解したマントルの上を池に浮かぶ氷のようにゆっくりと動いている2枚のプレートが衝突したり、こすれ合ったりしたときに起こるものが地震になる。

地震の際に地面を揺らす波にはいくつか種類があって1つ目はprimary wave 速度が異常に速い縦波で地球の反対側まで20分で到達するという。被害はほとんど起こさない。
次に来るのがsecondary wave 速度は遅い横波で壁やフェンスを壊すのはこいつの仕業。
最後に来るのが地震の中でズバ抜けて危険な L波で地面を海のように上下に揺らし、地滑りや火災、津波を引き起こす。地震の後には、地球が変化に対応しようとするために余震が数回発生する。

モザンピークの先住民は、大地は生き物であり人間と同じ問題を抱えていると考えている。大地が熱を出して寒気を感じたときに、その上で暮らす私たちは地面が揺れるのを感じるのだという。

しかし、大地が病にかかる度に人間の命が失われてしまってはたまったものではない。だれか、良い病院を紹介してやってくれ。。