ちいさな、古い
アパートで暮らしています。

エレベーターは無く
四階まで、階段です。


築45年、くらい。



南西向きで
ベランダの向こうは
見晴らしが良いです。





ジブンの住んでいる部屋を思うとき

ケーキ屋さんで

シュークリームや
ショートケーキを
ふたつずつ、くらい
入れてもらう

折り畳める
白い箱を思います。


わたしの暮らしは
あの箱に
納められるくらい

ささやか、なのです。




きのうは、木曜日で
パートの日でした。


暑いあつい日で

更年期まっさかりの
わたしは

ふうふうと
汗を拭いながら
働きました。


帰宅すると
次女21才が
お菓子をつくっていました。





パートから帰ってきたら

次女がパウンドケーキを
オーブンに入れるところだった。

おかえりなさいー、と、
おかえりドーナッツならぬ
おかえりパウンドケーキ。


🍰


果物もナッツもなかったから、と

選んだrecipeは

桑原奈津子さんの

《まいにちのお菓子
ボウル1つで混ぜるだけ》
主婦の友社

の蜂蜜パウンドケーキ。


☕️


これは、10年前に買った本。

その時、次女は11才で
この本から、お菓子作りを
始めたのであった。

表紙など、もはや
たくさん汚れているけれと
それは、何回もひらいて
お菓子をつくったから。

良い料理本は
ずっと、そばに。
#おかえりパウンドケーキ
#料理本
#日暮れが好き。



蜂蜜パウンドケーキが焼けたよ。
暑かった日よ、もうお休み。
夜に沈みて、虫の音を聴いて。




コロナ禍で
家という小さな箱のなかで

いちにちを
過ごすことが

ほとんどとなりました。


パートに行く以外は

スーパーマーケットと
本屋さんと
図書館のみっつ、を

徒歩で
ときどき、歩きます。



図書館の酔芙蓉。

まいとし、初秋の
お楽しみ。





日暮れ前の酔芙蓉。
閉じゆく花たち。


🍂
はちゃめちゃの町には
9月の初めに
《芙蓉シュークリーム発売日》
が、あるのです。


ぽかりと寂しい穴が、

(こころに)誰にも内緒で
空いているひとにだけに
お売りする、

大きめの
皮がふかふか、の
甘いシュークリームです。


もうすぐSeptemberですね。


わたしは、この秋も
芙蓉シュークリームを
食べるでしょう。



🍂




これは、きのうのパート弁当。


牛コマのしぐれ煮、
卵焼き、ウィンナー、
きのこトマト煮、ハムポテトサラダ。

*熱中症に気をつける。




他愛もないまいにちが
いっそう、愛おしい
初秋です。


しづかに
slowdownして


こころはひろびろと
野原のように。



これは、図書館の近くの木と雲。


みなさま、今日も
お元気で。


しお