はちゃめちゃ編集部で
はりきって
出店してきました😊
天候にも恵まれ、
コミティアも近くで
開かれている、こともあり
文フリ史上
最大ブース
最大来場者
となった、ひろいひろい
流通センターの
色と文字が
散っては集まる
賑やかな会場で
娘ふたり、と。
○
閑話休題
実は、わたし
幼いころから
ひとでごった返す
情報量があまりにも多い
広かったり
狭かったりする
場所は苦手で
ひとがどんどんと行き来する
例えば
音やひかりが溢れ
popの文字が商品ごとに
眩しく踊る
家電量販店
例えば
年末の銀行
列に並ぶさまざまな人々。
ポン、と、ぴっぴ、と
音が、あちこちから、する。
皆、足早で来ては帰る。
例えば
某ドンキホーテ
街でいえば
渋谷や新宿
時期でいうと
ひかりや音楽が均一かつ
ほうぼうから溢れる
クリスマスの頃
は
目や耳から入る
情報に圧倒され
探すべき人やモノ、が
なかなか
見つからなくなったり
わからなくなったり、
ということが、
恥ずかしながら
あります。
目に入ってくる文字が
聞こえてくる音楽
宣伝の放送や
ひとの姿や
かいつまんで聞こえる
おしゃべりが
わんわん、と
洪水のように
自分のなかに入ってきて
許容量を越えてしまえば
ぽかん(無)
と、なって
買いものもろくにせず
(選ぶことができなくなる)
帰ってくることが
まま、あるのです。
娘ふたりは
そういうわたしの特性を
よく、知っていて
〈脳の用心棒〉というか
サポーターとして
付いてきてくれたのです。
会場まで
電車をどこで降りるか
そこからどう乗り換えるか
などは
ふたりにおまかせして
会場に着いても
棚を組み立てたり
お釣り銭を
取り出しやすいよう
並べたり、
料金表をつくるなども
おまかせして
すると
わたしの脳からは
その分、が
さしひかれるので
たくさんの文字や
ひとや音のなかで
だんだんと
落ちついて
はちゃめちゃ編集部に
足を止めてくださる方へ
集中して
おはなしや
ご説明が
できた!
という、まあ、
そーゆーワケなのです。
○
さて、ハナシは戻り
文学フリマ東京では
両隣のブースは
大学生の男子たちで
文学を愛する爽やかさが
冬青空のようで
向かいのブースの
女子たちも可愛く
ああ、みなさま
本が好きなんだ!
日本の未来も明るいぞ!
と、うれしくなり。
ajisaiさんが来てくださったり
半年ぶりにお会いして
いろいろ、おしゃべりした。
しあわせだった!
小説の講座で
一年間、一緒だった
40代と30代の男子が
揃って、寄ってくれたり
春の文学フリマで
足を止めてくれたガールが
はちゃめちゃ編集部を
覚えていてくださって
『きのう、お給料出たから😊』と
男性が、
あんぐり、と、ぱくり、を
見本の場所で見て気に入ったから
と、
うるまちゃんの描く
グラウコーピスくんが可愛い
ガールが可愛い、と
仰る方が
ふゆのおかいものや
わたしのとっておき
はちゃめちゃのきょう
を、買ってくださったり。
○
【木馬座暮らし】も
若い方が、手に取って
買ってくださいました。
わたしがいちばん
書きたくて
しかし、そのぶん
複雑で
なかなかうまく書けず
苦しみつつ、悩みつつ、
しかし、諦めきれず
書いている
はちゃめちゃの町の
根幹のものがたりを
主に、娘たちくらいの
年齢の方が
日々の大切なお金で
買ってくださったことに
イノチの根っこみたいなところから
突き上げる感情が
ありました。
見本コーナーに
【木馬座暮らし2 】を
置いたことで
手に取り
ブースまで
きっと、来てくださったのだ、と。
1.は、2年前に書いて
どこか、足りないような
多すぎるような気がして
版を重ねるごとに
すこしずつ、
改定しているのですが
2は改心の出来である。
いやいや直しが
必要なので、無く
1に放った
たくさんの伏線を
回収するのだ
それは
木馬座暮らし3.4
でやるのだから
早く、書こう、かこう!
と
昨日は
夜道を走りたくなるような
そんなこころに
なりました。
木馬座暮らしの
スピンオフの
テオの薬草bookも
年若い方々が
買ってくださいました。
『絹のシャツのパン職人
十月、の、絵か
お人形はありますか?』
『テオは?』
と、聞いてくださる
ガールも、いらっしゃいました。
(嗚呼、うるまちゃんに頼んで
十月とテオの
キャラクターデザインを
してもらわなくちゃ!
と、心底、思った。
うるたま、頼む。
打ち合わせ、しようー😊)
○
お店を仕舞うころ
若い、赤いコートに
細い体を見に包んだ
お嬢さんがやってきて
宗方羊くんのものがたり
【無職研究】を
見本誌コーナーで見て
羊くんは
ほんとうにいるんですか?
モデルとか?
と、聞いてくださいました。
残念ながら、いない
わたしの頭のなかの、ひと、です
と言うと
そうですよねー、
と、笑顔を見せて
あ、これ、ください
と、言ってくださった。
ホームページとかはありますか?
とも、聞いてくださり、
名刺を忘れてしまった
わたしは
はちゃめちゃ編集部で
検索してください
と、締まらない
お返事をしました。
↑
ダメな、ひと。
○
朝、起きたら
twitterに
こんな投稿があり
うれしく、
コーヒーの湯気を眺めました。
○
980ブースという
果てしない
おおきな湖のような
文学フリマ東京で
わたしたち
はちゃめちゃ編集部を
まったく知らない方が
わたしたちの
本を見つけてくださったこと
うれしくて
しあわせ、です。
それから、
みゆきさんの作品を
すこし、展示したら
大勢の方が目を留め
写真を撮ったり
惚れ惚れと眺め、
postcardも
きれいな落ち葉を拾うような
お優しさで
くださいな
と、お声をかけていただきました。
しおさん、
文学フリマ東京で
すこしでも
お力になれば
と
新作を、わたしに
手渡してくださった
みゆきさん
ありがとう😊
おおきな、おおきな
チカラになりました。
○
さて
そんなこんな、で、
気がつけば
あっという間に
日暮れが近づき
片付けをして
会場を後にし、
帰路につくと
お腹がくー、くー、鳴り
寒さもしんしん、と
体を包み
あれ、朝から
ほとんど食べていないねー
と娘たちと
電車に揺られながら
気づき
地元の駅前の王将に入り
○
明けて、げつようび。
Life goes on!
みなさま、良いいちにちを。
しお