こん、こんばんは!
したとき、したならば
ひとは、すこしだけ
通過した駅の残像のように
瞬間、ジブンを通過した
写真に閉じ込めたら
いつもの
48才のジブンに、戻る。
これは実験であり
表層には現れない願望であり、
ジブンへの癒し。
一度の、生 しか無いLIFE。
そのなかで
いく通りもの
顔で生きられたら。
時にはパリジェンヌになって
日本の闘うアイドルになって
ひょうひょうとした表情の
ワールドな雰囲気のジンブツにもなって。
きのう、集まったのは
みんな、世を生きる、おかあさん
で、あり、中年期を迎えたおんな。
が、蜜柑を
くるりと剥くようにしたら
帽子やアクセサリーの作家だったり
絵描きだったり、空想家だったり
ミッチーファンだったり
りゅうちぇるファンだったり
ローリーファンだったり
キンコン西野ファンだったり
多彩で、ユニーク。
ごった煮スープの
鍋の蓋を開けるようにして
ジブンのなかの
なんにんかを、オモテに出して
みんなで
(みんなでやれば
世など、コワクナイ!)
おーわらい、してみた。
北欧から来たミャージシャン風集いとか。
ウィッグをとっかえひっかえ。ゆうこりん、綾子さん、ともち、わたし!
楽しくて、笑ってばかり!
お化粧したら
できあがったら
写真、たくさん撮った!みんなでシェアしてにやにや。
お化粧したら
カメラアプリで、効果を確認したり
できあがったら
それぞれ自撮りで、
それぞれ百面相してみたり。
そんなジブンもおかしくて
うふふ、と、わらいあう!
『いーじゃないの、シアワセならば!
シンデハナミガサクモノカ!』
こればいわば
放課後のおしゃべり。
中学生のときに
連れだって、ミルキーウェイに
パフェ食べに行った日の、トキメキ。
可愛い、かっこいい、とほめあった!
せーの!『いーじゃないの、しあわせならば!』
てなことで、
メタモルフォーゼ実験室の
もっと自由に遊ぼう版
でも、ジブンを茶化しちゃダメよ!
ジブンと遊ぶのよ!
誰だかわかる会?
をみんなで、やりましタ!
作家さんたちですから
作家さんたちですから
アクセサリーやおしゃれなハットや
わざわざこの日のために
作ってきてくださった
ヘッドドレスを持参してくださり
ゆうこりんは
手作りの豆スープと
おいしいりんごジャムを出してくれたり。
綾子さんもケーキを
ご馳走してくださったり。
ガールで
贅沢な、時間でシタ。
みなさま、ありがとうでシタ!
わたしはオハナシを書くとき
そのときそのとき
書いているひとが
わたしの中に入ってきて
喋ったり、なにか行動する。
このひとにこう喋らせよう、とか
なにかさせよう、とか
思うことはなく
時には、
このひとだから
こうしちゃうんだ!
と、ひどく納得したり
えっ、そんなこと言う?
と、びっくりしながら。
そうやって
いろんなひとが
ジブンのなかを通過すると
ジブンがここにいる
と、実感する。
表現がむずかしいけど、
すこし違うかもしれないけど
たくさんのひとが行き交う
空港のロビーや新幹線のホームで
たくさんのひとの旅支度や
忙しそうな様子を感じで
ふと、
あ、あたしはここにいる
この、時間を、あたしとして
生きている
と、感じで
あたしは、あのひとじゃない
あのひとと同じところには
行かないんだ
同じところにも帰らないんだ
と、ふと、寂しくも
清々しく思うみたいに。
メタモルフォーゼすると
コスプレもどきをすると
普段はあんまり、使わない
ジブンのはしっこに行って
いろいろ旅して
それから
ぱん、といつもの場所へ
戻ってくる感覚に、なる。
書くのも、そう。
はしっこにいって
時には、ど真ん中にいって
ぱん、と、戻る。
ぱん、が、気持ちいい。
きょうは
はちゃめちゃ編集部の冊子を
作るべく
定食屋リバーの
ウィークリーメニューBOOK
に付ける
悲しみさんからのお手紙を半分書いた。
このてがみをリニューアル。
これで、悲しみさんの過去をすこしだけ
知ってもらうの。
悲しみから、すこし離れて。
本当のお手紙みたいにできたら、いいなあ。
ときどき、Blogや
FacebookやInstagramから
はちゃめちゃ編集部の冊子を
ほしいな、と言ってくださる方がいて
600円の冊子一冊のために
Messageをくださり
手元に届けば連絡をくださり
郵便局の口座にお代を振り込んでくださり
時に、感想を手紙に綴って
送ってくださったり
する。
それにかかる時間といったら!
いちにち24時間しか無いのに
はちゃめちゃ編集部のために
使ってくださったのだ!
本当に、ありがたくて
うれしくて、スキップしたくなる。
足を香油で洗ってさしあげたくなる。
ちょいと、聖書偏愛が、出た!
だから、
これから作る一冊一冊には
今までよりもっともっと
隅々まで、
仕掛けや文字や絵を置いて
ああ、手元に呼んでよかった、と
こころから、思っていただける
何度でも、日が経っても
開いていただけるような
そんな、風に、したい。
丁寧な時間が
そこに流れている、みたいな
そんな冊子に、したい。
アナログだからこそ
精一杯、せいいっぱい、そうしたい。
もし、は
ちゃめちゃ編集部の冊子を
偶然見つけたら
わくわくして、
でも、あまりのアナログさに
もしかしたら
これ、世界に
数冊しかないんじゃないかしら?
と、思いつつ
お財布をひらいて
そっと、夜の、
空いた電車で読んだら
ジブンのコドモ時代と
切なき少女時代が
線路になっている
銀河鉄道に乗っていた、
そんな冊子を作るのが、夢。
そこで、ジブンのLIFEの
ミルキーウェイを
天の川を、見る。
そんな冊子を作るのが、夢。
夢があるのが、うれしい。
ああ、いちにち
いろいろ、やって家がぐちゃぐちゃ。
すこし、片付けてから
ビールを飲んで
本を読んで寝ようと思いマス。
みなさま、おやすみなさい。
はちゃめちゃな夢を。
空想家sio