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新潟の農家さんの山芋と里芋。お米も届いた。
お裾分けのお裾分け。


クリスマスツリーの静けさの隣で
芋の皮を剥く。

じっくりと 中年のおんな に
なっている。


むぎしお





このごろのことを、少し。



週2日の パートなのに

思いがけず
過分なほどの賞与をいただいた。


(びっくりした!)


加え、経営者の方から

来年もどうぞよろしくお願いします

と、言っていただき

こころが、ぴっ と引き締まった。


わたし、いまのシゴト、好き。


お年を召した方々は
ただ、いらっしゃるだけで

わたしに、大切なものを
惜しげなく、くださる。


ゆっくりしたじかんと
互いに気遣う優しさと

素晴らしい笑顔。


こころが、ぽかぽかになる。



シゴトバの雰囲気も
とても、良くって


ありがとう


うれしい


助かったー!


という言葉が


鞠のように飛びかって


(そうじゃない時もあった)



硬くて意地悪なものが
浮かびあがる時は

それに、引きずられない

明るい強さも出てきて。

(わたしも、また)



来年には、働き始めて
3年めになる。


(その前は、愛知で
ホームヘルパーをやっていた。

お宅に伺い、ご飯を作ったり
お風呂の介助をさせていただいたり
買い物に行ったり、掃除をしたり
おむつを替えさせていただいたり。

誰ひとり 同じではない
大切な、歴史ある
かけがえない人生を
感じさせていただいた)


慣れることなく
まいにちが初めて という気持ちで

働いていきたいな。




父71才。

なんだか、このごろ

庭シゴト請負人 みたいに
なってきている。


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父が独りで丹精している庭。
敷石やパーゴラなど、ぜんぶ父の手作り。


この間も、近所の
でも、知らないご婦人がやってきて

庭にこういうモノを作りたい

と、父に相談。


父、面食らいつつも
ご婦人のハナシをきき

庭にも伺い

計画を聞き、サイズを測り

結局、父が
作ってさしあげることになった

(隣の方の庭にも、
薔薇のアーチを作ってあげた)

と いう。


ご婦人の
(といっても、おばあさまだが)

ご主人は他界されていて

庭が日々の愉しみ らしい。


『まあ、やってみるよ
庭好きの輪だな』


そんな父、わたしは
とても良い、と思う。


父よ、お正月には
たっぷり、
呑んで、喋ろう!


時に
喧嘩しながら

(価値観の違い
すり合わせて!)

仲良くやろう。




いろいろ、届いた。


里芋、山芋、お米
お味噌 
熟成ベーコン塊
生姜味噌漬け
柚子ジャム
蜜柑どっさり
ビールひとケース

父より、大根、蕪
庭の檸檬、たっくさん。



お気持ちが 何より
嬉しくて


最後まで
大切に いただく のだ。




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来年のNHK朝ドラは
暮らしの手帖社の大橋鎭子さんが
モデルだそうだ。

(絶対見る!花森さんを
誰が演じるか 興味津々)

そのせいか、
【すてきなあなたに】が
ポケット版で 本屋さんに
登場している。

一冊ずつ、揃えて
お菓子をかじるみたいに

ひとコラム
ふたコラム

と、読んでいる。


こういう読み方ができるのが
コラムや随筆の強み


ぽりぽり読み

と、名付けよう。





いろいろとひととして
足りないところがあるワタシ。

(十分、わかっているのよ)

でも.こうして
赦されて 生きている。


山茶花の花に留まる
冬の虻を見ながら

(羽音を聞く)

よーし、と

意味なく、力こぶ!



みなさま、良い休日を。



sio