ね、これは、
おひさまを煮詰めたもの?いえいえ、ちょいと違います。
実は、柚子のお砂糖煮。
たくさん柚子をいただいたから
と、おすそ分け!
って、
urumaちゃんから
小包で 昨夜 届いた。
熱いお湯を注いで
香りを楽しんでから
ゆっくりと飲むと
風邪ぎみの喉が、
くるっくう と喜び、
今朝も、また
おひさまいろの瓶を
うっとり眺めていたら
ひと昔前に、
sioと
次女kちゃんとで描いた
アップルちゃんという漫画の
【ねむいねむい の 巻】を思い出した。
ご紹介させてくだサイ。
アップルちゃん ねむいねむい のまき
* 右から左へと、コマは流れます。
❶
★ 春の オハナシです。
朝、いつものように
鳥さんが窓辺で
『アップルちゃん、おはよう』
と、ご挨拶。
あいにく zzz… と
アップルちゃんは熟睡中。
『あれ、アップルちゃん
まだ、寝てる。
びょう気かな?心配だ
よし、またあとで来よう』
鳥さんは、パタパタと飛び立ちます。
『アップルちゃん
こんにちは』
今度は ノックの音。
くまさん が やってきました。
『野いちごを 摘んで
もってきたよ』
シーン。
返事はありません。
『あれ、留守かなあ』
くまくんは 野いちごの籠を
ドアの前に置いて帰っていきます。
*この場面は、漫画にはありません。
たぶん、コマ割りの関係で、当時
割愛したのだ と思われる。
今度は、縄跳びを持って
うさぎさんが 遊びに来て
トントンと
ドアをノック。
やはり、シーン。
『留守かなあ』
りりりりりりン!
アップルちゃんの部屋で
電話が鳴っています。
りすくんが、かけているのです。
一向に、アップルちゃんは出ません。
『アップルちゃん、お留守?』
さて、お日さまが
またね と西の空へ
帰る準備を始めたころ
鳥さんがまた、窓辺へ。
『うわ、アップルちゃん、
まだ、寝てる…』
そして、日暮れ。
ようやく
アップルちゃんがお目覚め。
伸びをしながら
『あー よく寝た。
え、4時?
あたし、夕方まで
寝ちゃった!』
がーん!
❷
その夜
『ぐっすり眠った わたしは元気!』
と、アップルちゃん
くまさんから もらった野いちごを
お鍋で ぐつぐつ煮込み
ジャムにしました。
瓶に詰めて
『あした、早起きをして
くまさん、とりさん、
りすさん、うさぎさんに
届けよう っと!』
アップルちゃんは
ジャムティーを飲みつつ
思うのでした。
『それにしても、
なんで、あんなに
寝ちゃったんだろう?
春眠暁を覚えず?』
最後は、アップルちゃんの
つぶやきで 終わり!
ジャムのおすそ分けって
シアワセ!
この つたない漫画は
遠く離れて住む
おじいちゃん、おばあちゃんに
我が家の様子を知らせる
【雑誌のようなお手紙】に
連載していたもの。
まだ、kちゃん
小学校に上がる前で
何時間もかけて
一生懸命、絵を描きました。
絵がとても 好きだったのです。
sioも、季節の巡りに合わせて
オハナシを考えるのが
とっても 楽しかった!
kちゃんが絵を、いろ塗りはふたりで
というコンビも、続きました。
アップルちゃん
もうひとつ、紹介しています。
よかったら、こちら をどーぞ!
日暮れから
だんだんと冷えてきました。
これから sioは買い物へ。
ボジョレーヌーボーを
買いにいくのです。
みなさま、良い連休を
お過ごしください。
sio