こんばんは、sioです。

歌人の ホムホムこと

穂村弘さん著の
【はじめての短歌】を買いました。


うーん、若い頃は
俳句にどっぷりつかり、

そして、いま
短歌へと、どぷりの予感。



最近、むぎしお
詠んだ短歌をいくつか。

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9月には太る音律
あの花は
シュークリームのいとこかもしれぬ


シュークリームみたいな花とは
白い芙蓉の花。



月光を煮詰めてシロップ作ろうよ
トナカイたちが集まってくる


トナカイって、静かな
生物だと、思っているのは
なぜ、だろう。
ちなみに、月光は
絶対、甘いと思う。



無力だと知ってぼくらは早々に
栗鼠の尾を追い、冬へと入った


栗鼠はいつも、冬へと向けて
忙しがっているイメージ。
意外と、貯蓄家で
婚活パーティーでは人気。



闇夜だと18才が言いに来る
きみがともしびだとぼくは言う


ひとは18才くらいで、
一度、老いる気がする。
厭世観というヤツが
巨大な氷河のように
胸に去来し、しばし
氷河期に入る。



なぜカフェに行くのか
たぶんぼくたちは
その時ちょっと
詩人なんだろう



sioがこどもの頃は
将来、まさか
いま、街にあふれているような
カフェ群で、
キャラメルマキアートてか
ソイラテなんかを頼んで
まったり飲んでいる未来は
想像も 空想もしていなかった。

(そういうのって、
パリの若き詩人たちだけが
やるんだと思っていた)

これから、日本人は
カフェで、俳句とか
短歌をぴぴぴぴと詠んで
ぴぴっと発信し

生きる寂しさや喜びを
シェアするんだろうな。

もしかして
隣あっている
カウンターの彼女が
それを詠んだなんて知らずに。









茨城の水害に
胸が痛い、sioでした。