ひとは、一晩で
変われる、の?
眠りという
死 に似た繭に包まれて
夜をまたいだら
新しい朝が来ていた。
夜のうちに、シルクハットの兎が
ぼくの世界をひっくり返した。
夢のなかで
雷鳴が、鳴った。
こころの奥へ
奥へと向かう
寂しい探検は、終わった。
(イラストは、
sioの素晴らしき友達
A子たんのデス)
白くて、柔らかくて
(瑞々しくて)
明るいところから
下りてくるもの。
それを、見つめる。
平凡で、
そんなのふつうで
ツマラナイよ、
と、言われるような
人生から
それを紡ぎ、追う。
文字や声で、丁寧に。
何よりも、真摯なこころで。
ありがとう、昨日さん
あなたと過ごして
わたし、シアワセでした。
(こころ、ぽかぽかだよ)
最後に一度かぶって
シルクハットを
戸棚にしまったsioでした。
(また、いつか出そうっと)