sioは作家になりたい、のだから
文章やプロットの立て方や
文体の研究や、
導入から読み手をひきつける
ストーリーの展開などを
目をこらして、「学習」していくのは
当たり前なのだ。
何となく、書いていたら
すべてがクリアできて、
何となくうまくいく、なんてことは
【書く】ということに関しては、無い。
(何となくうまくいく、というのは
もっと違う事柄に起こるのだろう、と思う)
そう考えるようになってから、
もっとうまく書くためにはどうしたらいいのか、と
真剣に考え、貪欲に吸収するんだ、と
思うようになってきた。
(今年後半になるまで、そう
思っていなかったのが残念。
でも思えるようになったのは
学校に行きだしたおかげだと思う。
センセイや学校の関係者の方は
作家になりたいと思うわたしのような
生徒ひとりひとりを、
あんたたち全員が
作家になれるわけないじゃん、
という前提で視ていない。
なりたい?
じゃ、なるための技術を習得しよう、と
すごく前向きにアプローチしてくれる。
すごく勇気をもらえる)
◆
で、そんなsioは
ここ数日、こんな本を
本気(ほんきと書いてマジで読む)で
読んでいます。
まずは日本推理作家協会が編したこれ。
- ミステリーの書き方/日本推理作家協会
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赤川次郎氏やら、大沢在昌、
宮部みゆき氏などが、文体やら
プロットをどうしているか、など
ひとつのオハナシを書くという大きな目的への
細々とした事柄を、現在「書いている者」として、
その苦悩や道のりを含めて語ってくださっていて
心底勉強になるし、勇気づけられる。
これはsioのバイブルになる予感。
次は中村航氏と中田永一氏の合作、
- ¥1,620
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小説を書きたいと思ったことのある
でもまだ小説を書いたことのない
高校生のオトコノコが
ひょんなことから文芸部に入り
個性的なメンバー、先輩に助言を受けながら
自分の初めての小説を書き上げるまでを書いた物語。
この物語の中で、「小説を書く」ということが
どういうことなのか、どういう風に書くのか、が
作者の方の思いと共に、様々な視点から
展開されていて、これまた勉強になる。
小説としても、おもしろい。
◆
ワタシ、来年、すごく努力をしようと思う。
今まで生きていたなかで、
一番努力した年に来年をしようと思う。
種をたくさん蒔く年にしよう。
それを収穫する日など忘れて
ただただ、種を蒔いてみようと思う。
一心不乱、という言葉を自分に使えるよう、やってみよう。
きっと大変で、へこたれたり、落ち込む日々が
そこには、数珠つなぎで、sioを待っていると思う。
でも、それを怖れない。
・・・・強くなるんだ!
なあんて、熱く思う、寒い夜でした。