久しぶりの、朝寝坊。
朝8時半まで寝て、こんな朝ごはんを食べて
プライパンでこんがり焼いたトーストの上に
作りおきの人参とツナのサラダに
プロセスチーズをちぎって、食べた!
【嵐】のNEWALBUMを聴きながら、
これを書いている。
というのも、sioは、
【嵐】の福岡ドームのliveを観るため
再来週、福岡に行くの・・・・だ。
友人に誘ってもらって、
(チケットは友人が入手してくれた)
妹まで巻き込んでの
二泊三日のツアー・・・・。
飛行機に乗るのは、なんと13年ぶり!
コドモを産んでから、家族を離れての初めての旅行!
うーむ、なんだか、どきどきしている・・・・
sioです。
ここ数日の日記を・・・・。
◆
水曜日(10月29日)
友人と横浜でランチ&トーベヤンソン展。
トーベ・ヤンソン展は平日にもかかわらず盛況。
改めて、日本でのトーベの人気をカクニン。
(訪れているひとは、圧倒的に女性が多い)
sioが思うに、トーベはムーミンシリーズの作者、
という側面での人気だけでなく、
カノジョの生き方そのものが、
女性の共感を呼んでいるのでは、と思う。
- ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン/トゥーラ カルヤライネン
- ¥4,104
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- トーベ・ヤンソン 仕事、愛、ムーミン/ボエル・ウェスティン
- ¥3,888
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※こういった本から、トーベの自由な精神と
芸術家としての意志の強さ、などがうかがわれる。
トーベが描いた自画像を観ると
そこには、【セケン】が思う
絵のなかの「オンナ」の顔はなく
(つまり、柔らかくて、優しげで
色っぽくて、ぼんやりしている)
ヒトリの【確かな精神】を持つオンナが
そこに確かに【存在】していて、
とても惹きつけられ・・・・・た。
ハナシは変わるが、sioは今
【司会者養成講座】に通っていて
そこで、自分の声と話し方を
録音したものを聞く機会を得て
自分の話し方がどこか
「甘ったるい」ことに気付き、
(特に語尾、ます、した、という断定をするところが
やけに甘ったるい。【断定】を避けているような。
えーと、わたしはこう思うけれど、でもそれは
わたしが思うだけであって、もしあなたと違っても
怒らないでね、ゆるしてね、というような甘ったるさ)
ああ、わたしは誰もに好かれたい、と
(思春期よりも遡るほどの昔から)
思ってきたのだなあ、
それが、【しゃべり方】まで及んでいたのだなあと
わたしはわたしの中にいる
【セケンのオンナ】を憐れむ気持ちになった。
そんな気持ちをこころに浮かべたわたしに
トーベの自画像や、トーベの描いた風景や
トーベの描いた「愛おしく可笑しなものたち」が
いろいろと話しかけてきた。
(饒舌なテレパシーみたいに)
結局、2時間も観て、
友人とふたり、その豊かな時間に感謝した。
夕方友人と別れ、満員の電車に揺られて帰った。
木曜日(10月30日)
シゴトバへ。
忙しく働く。
昨晩、語尾に時折、甘ったるさを醸す
わたしのなかの【セケンのオンナ】に
「もういいよ、長年お疲れさま」と言っておいたので
終日、わたしは
水に放ったもやしみたいにしゃきっとしていた。
昼休みに、昨日一緒に【トーベ・ヤンソン展】を観た友人と
「女性性」について話したことを思いだす。
「受容する、ということが
女性性の最もたるものだと言われることがあるね」
「あと、包み込む、とか・・」
「pinkいろのイメージで語られたり・・・」
「そもそも、女性性ってなんだろう」
「もしかしたら、子宮のイメージかな?」
「受胎し、育んでいく・・・そんな感じ?」
「シュタイナー幼稚園で、教室の窓にpinkのカーテンをするのは
子宮の中から見た外界を表しているのだ、と聞いたことがあるよ」
「子宮を通して感じる世界は、pinkいろなのかな?」
「うん、興味深いね」
「わたしはね、女性性っていうと、もっと奇妙な
へんてこなパワーのことのような気がするの」
「奇妙なへんてこなパワー?」
「うん、すごくグロテスクな、原始的な
ある種、土の中から突き上げてくるような・・・・。」
「ふうん、なんだか分かる気がする」
もし、女性性の最たるものに
「受容」というものがあるとしたら
それは、清濁などのジャッジなく、
それをただ、【呑み込む】というパワーではないか、
(それは時に、怖ろしい支配の様相を呈し、
また時に魂の救済を促すものになる・・・・のかも)
と思った。
それをわたしたち、オンナは
コントロールして、生きているのだ、と思った。
しゃきっとしたまま、一日を終える。
金曜日(10月31日)
マンション内で集めた赤い羽根募金と
年末たすけあい募金などを、
近くの公民館まで納めに行く。
以前、パワハラまがいの発言を
大きな居丈高な声を出して
自治会の話し合いの場でした「男性」が
受付をしていて、思わず、はっ、と身構える。
わたしはこういう男性と向かうと
処世術として、いわゆる最初から
負けを認めた「甘ったるい」感じで、
さっさと難なく逃れてきたが
今回は、お相撲の立ち会いみたいに
がっぷり四つで向き合った。
彼は、相変わらず居丈高だったが
(すべての会話が
ジブンは常に正しい者だ、
という語りになっているのだ)
しゃきっと答え、しゃきっと帰ってきた。
午後、スポーツジムへ。
ランニングマシンで15分ほど走ってみる。
(3年くらい前、少しだけジョギングをしていた。
一日おきくらい走って、一度に6キロくらいは
走れるようになっていた)
もう走れないかな、と思ったが
意外と、走れた。
走る愉しさが、カラダの底から蘇ってきて
よし、これで1時間くらい走れるようになろう、と決める。
走るとカラダじゅうに血液が巡るのが分かる。
それがとても心地よいのだ。
土曜日(11月1日)
シゴトバへ。
シゴトバへ行く前に
11月始まりの【新しい自分になる手帖】の
いちにちのテーマのところに
「陽気に、猫のような密やかさで、くるくると動く」と書く。
シゴトバで
ある小さなイベントがあり
少しだけ、【司会】もどきのことをする。
(ジブンとしては)うまくできたと思う。
帰宅して、夜ごはんを食べながら
娘ふたりと
- ライブイベント うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE 3rd STAGE(DVD)/出演者不明
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を観る。
わたしの娘はふたりとも【オタク】なので
わたしもこういったものになぜか、くわしい。
テニプリ跡部景吾の声を演じている
声優の諏訪部順一さんがここでも
めちゃくちゃ良いオトコを
(声で)演じているので
それを愉しみに観る。
それにしても、アニメのキャラを
実在の声優さんたちが
(背丈も顔も、髪のいろも
年齢もキャラとはゼンゼン違うのに)
そのキャラが作っているアイドルグループの歌を歌う姿に
「アニメのキャラ」を観つつ
声優さん自体をも愛でる、という離れ技を
この国のオンナたちはやっているのだと思うと
その「受容性」にわくわくする。
(オトコたちもやっているが、その幅は狭い)
ここにも、オンナのへんてこなパワーが炸裂している。
◆
さて、麗しい休日は半分過ぎた。
次女Kちゃんが
お菓子を作ってくれるらしいので
sioは掃除に精を出すことにする。
皆さまも、自分らしい一日をお過ごしください。
あっ、それから、相も変わらない
長い文章を読んでくださってありがとうございます!
(ああ、さくっとした、午後のTeatimeのような
短い記事が書きたいものです・・・・。)