
心やさしく、甘えん坊、でも勇気があって、好奇心いっぱい。みずから危険のなかに飛びこむのも辞さないムーミントロール。
普段はベランダでくつろいでいるが、ときどきニョロニョロに誘われるように、ぷいと家出をするムーミンパパ。
いつのまにか、ちゃっかりムーミン家族の養女におさまってるミィ。
それぞれに個性的で、それぞれに冒険を追い求める家族たちを、さりげなく後押しするムーミンママ。
じつは、そんなママが一番個性的だったりする。
トーヴェヤンソンの家族も個性的。
父ヴィクトルも母シグネも芸術家。
シグネいわく、トーヴェは「喋るまえから書いていた。」
トーヴェはやがて伝統ある共学校に通うが厳格な校風に馴染めなかった。
そのせいかムーミン谷には学校がない。
16歳で学業を終え、ストックホルムの工芸専門学校へ留学。
トーヴェは自分をつねに画家だと考えている。
そもそも芸術家は天から与えられた使命、つまり天職。その意味で、仕事をもたないムーミンたちはれっきとした芸術家なのだ。
ムーミントロールこそ、自分と世界そのものを創り出す芸術家にして、作者トーヴェが信頼する相棒なのだ。
ムーミン画家より
Kiitos.