日本の運転免許を持つさっちゃん、コロラド州の運転免許を取りに行って来ました。②日本の運転免許を持つさっちゃん、コロラド州の運転免許を取りに行って来ました。①のつづき。自宅に戻ってさっそく運転練習するかと思いきやべビちゃんがウトウトとしだしたので一緒に朝寝。実は、その日『朝からなんかちょっと調子悪かったのよね~。』そしてお昼を過ぎ、ダーリンがブレーキランプを直しに行ってくれて帰って来たところでやっと、ダーリンの短時間集中ドライビング講習開始。そりゃーもうさっちゃん必死だったわ。遥か昔とは言え日本の厳しいドライビングテストをパスし、日本で一応運転していたのにハンドルが から になって若干、交通ルールが違うからといって標識がすべて英語だからといって落ちる訳にはいかないじゃない!!!車が道路を走る速度が日本より早いかといってビビる訳にはいかないのよ!!『1回でパスしなくちゃだめなのよ~!!』近所の大きな道路を走ったり運転試験場の周りを練習したわよ。そして、ベビをグランマに預けて( → )いざ試験会場へ。朝とは違う試験管だったけどどんなふうに始まるか朝来てわかっていたので堂々とエンジンかけてから(とうぜんだけどね。)ウインカーを出して、ブレイキを踏んだわよ!『もう、ワイパーなんて動かさないわ~。」(恥ずかしい過去だわ。でも過去は過去よ~。)『見てらっしゃい!!』ペーパーテストはダーリンの通訳があったけどドライビングテストはとうぜん試験管とさっちゃんの2人きり。運転の練習はみっちりダーリンとしたので(1時間くらい)心配ないと思ったけど問題はさっちゃんが試験管の英語を理解できるかなのよね。さっそく車に乗った試験管の女性は『車内が暑いわ~。クーラー効かないの?』って言ってきて『車がオンボロなのですぐに効かない、そのうち涼しくなる。』ってことを言いたいのだけどまさかそんなこと言われると思っていなかったので『こっちはクーラーどころではない。 暑さなんて気にするな!』なんて言えず、ちゃんと説明できないまま出発。駐車場から道路に出てさっちゃんとしては滑り出し順調、そして最初の課題が出される。試験管が『左折するので車線変更して でも左折ラインが2つあるから手前に入って』みたいなことを言われ一応聞き取ったはずだったけど手前ってところをスルーしてしまい、違うラインに入ってしまい、慌てて気がついてラインを入り直してしまう。試験管がどうやら評価用紙にチェックしてる。『Oh~No~。やばいよ、しょっぱなから間違ったよ~』そう思って、今さらとは思ったけど『シンプル英語でお願い』って懇願してみる。試験管が少しふざけて『右!左!ストップ!!』ってジェスチャー付きで言い始める。『そこまでシンプルじゃなくてもいいんだけど~ 』と思ったけど、『まっ、いいっか』と運転に集中。車両の多い、大きな道路を少し走ったあと、ちょっと中の住宅街らしきところを走った。田舎道なら簡単。徐々にさっちゃんに余裕がでてきて、『これなら受かるんじゃないかい?』って思い始める。だがまだわからない。そうこうして運転を開始してから15分くらいで出発した駐車場に戻る。車をパーキングスペースにぴったり止めたところで助手席に乗っていた試験管が・・・親指をオモイっきりたてて、グー とした。『 You~、合格 だよ』って。ジャニーズのテストのときジャニーさんから言われるのもこんな感じなのかなって思いながら、『やった~ 』駐車場で待っていたダーリンに同じくグー としてみた。そうしたら、試験管から2点マイナスの98点であったことと、最初の1ヶ所の車線変更で確認が出来ていなかった意外、『Youは、ちゃん出来てたわよ。』とすごく褒められた。『わお~、こんなに褒められるなんて、 もうアメリカばんばん運転しちゃうわよ~』『英語が完璧だったら、100点取ってたわよ~』なんて思っちゃったさっちゃんなのでした。 めでたしめでたし。感想と補足:私が住む街は田舎なのでテストが比較的簡単らしいです。でも、日本と違って車庫入れや、複雑なテストがないのですごく簡単でした。長々と最後までお付き合いいただきありがとうございました。