クローゼットは重要だ。

何を着るかは その人がどう生きて行きたいかに直接関わるからだ。

流行に敏感に、お洒落を楽しみながら生きて行きたいのか、

流行には感知せず、自分なりのファッションを楽しみたいのか、

ファッションには全く関心がないか、もしくは関心を捨て、

機能性だけで洋服を選ぶのか。

その趣味によって 必要な量も質も全く違う。

 

私自身は 亡くなった母がとてもお洒落な人だったから、

自分もなるべくお洒落にしたいと思っている。

でも、経済的な制約やスペースを考えると 量は持てない。

管理の面から言っても、なるべく数は絞り込みたい。

という訳で 普段の生活に必要十分な洋服と

たまにお洒落したい時に着る洋服を少し

それらに合うバッグ類をいくつか選んだ。

 

必要な枚数とはどれ位か?

私は

しょっちゅう同じ服を着ていてもいいが、

洗濯に追われなくても済む数

と決めた。

これからの季節のトップスで言えば、

冬用のパーカー 2枚(洗濯機で洗える)

普段着のセーター 3枚(洗濯機で洗えるのは1枚)

普段着のカーディガン 2枚(自宅では洗えない)

お出かけ用のカーディガン 2枚(自宅では洗えない)

になった。

カーデイガンはセーターとしても着られるもので、

普段着・外出着のワンピースの上に羽織ることもある。

長袖のTシャツやトレーナーを持っていないので、

いいのがあれば買うかも知れない。

その場合は買った数だけ あるものを処分する。

 

これが今のクローゼット。

一年中の洋服が入っているので衣替えはしない。

ビフォーの写真がないので変化が分からないが・・・。

 

枚数を絞り込んだので、着る時に迷うことがなくなった。

好きなものだけを残したので、いつも好きな洋服を着ていることになった。

数を絞る時に 外出着と普段着の境界が曖昧になり、

普段にしか着られない洋服を手放したことで、

いつもお洒落しているような気分が味わえるようになった。

結果、洋服の傷みが早くなるが、

どうせ流行遅れになったり 飽きたりするのだから

お気に入りを着倒す方が経済的だと考えた。

 

ここに収まっていないのは コートと喪服、スーツそして運動用のジャージだけ。

それ以外の身に付けるもの全てが収まっている。

 

全て吊り下げ収納にした。

自宅で洗濯できるものは、

   着る

  ↓

 ハンガーを洗濯機の近くの棚に移動

  ↓

 洗濯

  ↓

 ハンガーに掛けて浴室乾燥へ

  ↓

 そのままクローゼットに戻す

という着用から片づけまでの流れができている。

全てこの方式だから、たたむという手間が省ける。

 

何を着るかは自己表現だ。

たとえファッションに関心が無くても、

そこには自分の選択がある。

 

クローゼットに残ったモノは

今の私の自画像だ。