お盆前の
ネイリストと言うのは
昼ごはんを食べる時間があれば良い方で
ありがたいことに
今日は20時まで
予約が入っていた
楽しい仕事
やりたい仕事
けれど
疲労困憊
細かい作業への
集中力と
お客様との会話の
回転力を
同時に使うので
どこがくたびれるって
頭がくたびれる
好きじゃなきゃ
やってられない
これがやり甲斐だったりする
良いくたびれは
最高
って
マラソン好きな父から教わってたけど
多分それかな
4度目の人工授精は
はじめてのO先生だった
(女性)
O先生の施術は
はじめてだからドキドキしたけど
触りますね？
少し痛いですよ？
機械が入るので
モゾモゾしますね？
と、かなり優しく
細かく
声がけをしてくれて
ものすごい安心感の中
始まったと思えば
なんの痛みもなく
速攻終わった
え？
神様？
その後腹痛もないので
一人で
大好きなフォーを食べに行った
そして
5度目は
診察から
何から何まで
M先生と当たるスケジュール
病院のスケジュール見ながら
憂鬱になった
が、
ポジティブと
切り替えの良さが
私の長所
すぐさま
きっと次は
大丈夫
名医にやってもらえるんだ
これで赤ちゃん来ますよー
と
ポジティブシンキングで
自己明示
(自己暗示だと、暗い印象なので
自己明示という言葉を作りました
)
)※ポジティブは
性格ではなく訓練です
そしてやってきた
人工授精当日
おしっこが充分溜まってると
カテーテルが入りやすく
施術がしやすいとのこと
私はたまに溜めて
溜め過ぎて漏れそうで
冷や汗が出るほど
溜めて
やっと呼ばれた受付番号126番
診察台に座ると
先生に精子のスコア表を
渡される。
決まりきった流れだ。
先生の顔を見ればわかる。
あ、あまり良くないんだな。
けど、私はそれどころじゃなかった
漏れそうで漏れそうで
そして、
もうキツイ言葉を使わないでと
言ったんだから
私に罵詈雑言は言えぬはず。
かかってこい！
と漏れそうが9割を占めた
脳みその隅っこで
そう願ったら
『少し少ないけど、人工授精には
ギリギリ足りる精子だから大丈夫ですよ』
え？
M先生が
優しい言葉あびさせてくれたぁ
先生感謝
けどやっぱりちょっと
施術は怖い
と思ったら
私の好きなベテラン看護師さんが
私の隣にスッと来て
大丈夫
大丈夫よ
って、カラダをさすってくれた
愛感じるぅー
ありがとう
呼吸を合わせてくれてる
と嬉しくなった途端
はい終わりましたよー
って、
マジ？
なんも痛く無かった
最高
診察台を降りて
捲り上げていた
ワンピースのスカートを下ろし
パンツを履く余裕もないまま
トイレに向かった
あー、ギリギリセーフ
連日
猛暑の中
建築の仕事をしている
夫の精子は
数値的にはパーフェクトでは
無かったけど
施術に足りてるだけで
私の中では
パーフェクト
ありがとう
あとはもう
祈るばかり