私の父は、

2016年の5月29日

奇しくも 5•2•9 に日付が変わってすぐ

亡くなりました。


ご•ふ•く


それは呉服屋を営み、

商いが天職だったと思われる父にふさわしい日で、

まるで日付が変わるのを待っていたかのようでした。



その死はあまりに突然でした。

ジムに毎日のように通い、

親しくしていた主治医にしょっちゅう会いに行って

高血圧の薬も、真面目にきちんと飲んで

とても元気だった父が

めまいがして搬送された病院先で

不可解な院内事故で

あっという間に亡くなったのです。



あれから8年。


私はずっと

自分がどうしてこの世から消えてしまったのか

わからないまま

父の霊がさまよっているのではないかと

心配していました。



今朝久しぶりに、父の夢を見ましたました。


車の運転が大好きで、

長年、もっぱらクラウンだけを乗り換えていた父。


よく送り迎えをしてくれたものです。



夢の中でも、父が

私が誰かと会う約束をしている場所に連れて行ってくれました。


夢なので、登場人物は突拍子もありません😂


ジュディ・オングと嵐の櫻井くん。


彼らに何かを渡して、

車を探していると、

広い駐車場に止めた車をタオルできれいに拭いていた父を見つけました。



私が20代の頃に

父が好きで着ていた

薄いブルーのジャケットとスラックス。

つるんとした生地ではなく織ったような

涼しそうなカジュアルスーツです。


トランクに荷物を入れて、

運転席に父

助手席に私が座りました。


その時、私が父に言いました。


「お父さん、

お父さんが死ぬ時は、

長患いはしないから。

心配いらんゃ心配いらんよ。」


「なんでや?」

と父。


「長い間患うんはいややろ?

コトンと逝くから心配せんで。」

ポンと父の背中を叩いて

冗談まじりに私が告げました。



そこで、目が覚めて

久々に泣きました。



68歳の当時の父でした。


20年前父に伝言できてよかった。

もうきっと迷っていない、

そう信じています。




子供の頃から霊感が強く

いろいろなモノが視える私です。

非科学的なものは信じない夫ですが、

わたしの不思議な預言の数々に、

信じないわけにはいかないだろ、と言います。