abilityとcapacity | LittleCPAの夢を叶えるブログ

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2014年公認会計士試験に合格しました!ブログの内容は会計士試験関連のことが多いです。
受験生の頃は監査法人とのイベントの他、資格学校での営業や質問対応、他大学との会計ネットワークの構築などをやってました!
今はそれらを仕事として始めてます…(^^;;

突然ですが、僕の持論を書きたいと思います!!
テーマは試験での点数の取り方の公式。
ズバリ試験での点数というのはこの方程式で導けると思うのです。

score=capacity×ability+lucky

capacityとはその人の「力」のこと。知識量、正確性、暗記量、理解度、スピードなんかがそうです。
TACで言うなら、授業やテキストの読み込み、トレーニングや練習問題を解くことで高めることができるものです。

abilityとは試験という限られた時間制約がある中でcapacityを最大限発揮する力のこと。
時間配分やケヤレスミスの防止、試験中のメンタル、現場判断力がそうです。
同じくTACで言うなら、答練やアクセスを解き、きめ細かい復習と分析をすることで高めることができます。

ここでluckyの要素を0と仮定した場合、70%の得点が求められる短答においては、capacity×abilityを70以上にすることが必要です。
capacityは絶対量で表しますが、abilityはcapacityをどれだけ発揮できるかという%で表します。

つまり最低でもcapacityは70必要なのです。
ただこのcapacity70というラインはテキストと問題集をしっかりやっていれば余裕で超えると思います。僕の感覚だときっと80にはなる。

こうなると後はabilityを70/80つまり87.5%
にする必要がある。
もちろん、テキストや問題集以外のこともやってcapacityをより高める方法もあるけど、どうしてもabilityは85%ぐらいは必要になる。
つまり、限られた時間の中で自分の実力の85%を出すことが大切。

ただ、これって意外と難しい。誰でもすぐにできる訳じゃない。
なのに受験生の多くはcapacityを上げることばかりに力を割き、abilityを上げることに目を向けようとしない。答練では点数ばかり気にし、なぜ点を落としたのか、どうすれば良かったのかを分析しない。
これではなんの意味もない。

よく答練で間違えた問題を解き直し、基準で調べ、理解することを以って、答練の復習をしてる人がいる。

もちろん、これも間違えではない。
ただ、これではcapacityしか上がらない。

大事なのは、試験の時どういう風に解けば、もっと点をとれたのか。なぜこれを間違えたのかを徹底的に分析し、自分のabilityを上げるように復習すること。

大切なことは、細かい知識を身に付けることでも、テクニカルで独創的な応用力を持つことでもない。

みんなが知ってる当たり前の知識と理解を持ち、自分の力を時間制約の中で最大限発揮する。



そうやってきめ細かい復習をしてる人には最後の最後でluckyが舞い込み、scoreは最大化されると思います。