いろいろややこしくなってきたオバが、隣に引っ越してきた若い夫婦に、新しく塀をたてることを要求している話その7


新しく越してきたお隣さんのさらにお隣のNさんは、めちゃめちゃいい人です


そんなNさんが、

「何もお手伝いできなくてごめんね」と苦笑いをしている時点で、嫌な予感しかしないアオシバです


アオシバ

「迷惑かけてなかったらいいんやけど」


Nさん

「全然、迷惑なんて、そんなことないよ

いつも優しく声かけてもらって私もうれしいし」


と、とりあえずの社交辞令を終え

本題に入るNさん


(今回売りに出た家はもともとはNさんのもの ご主人が40代で亡くなったあと離れを売りにだされた)


「いろいろ相談してくれはるんやけど、私もわからへんし、不動産屋さんに聞いてぇ、っていつも逃げてるんやわ」


やっぱりオバはここまで話に来てたか


「今度、裁判するって言ってはったけど、私もよく考えてしはったらって答えたんやけど‥」






裁判‥




「でも、隣の人もよく頑張ってはると思うわ 言われたことはちゃんとしてはるから」



「‥言われたこと、というのは?」


「庭の草を抜いてとか、

車はオバの家側でなく反対側にとめてとか‥」



‥そんなことを頼んでいたのか



私はマルコが生まれる前後を、このオバの家で過ごしていました

(オバは神戸にいて空き家だったので)


その時、お隣さんのNさんと子供の年も同じで親しくさせてもらいお互い子供たちが自由に遊べる環境に満足していましたが、




隣にこんなお婆さんがいたら

せっかくの新居も

地獄でしかありません



いつからオバはこんな人になったんだろう


もともとはっきりした性格で、自分本位の見本のような人ではあったけど、

ここまでするのは驚きです



お隣さんに申し訳ない

ようやく手にした新居で

小さな子供をかかえて、隣に遠慮しながらすごすのはずいぶん居心地が悪いことだろう



一体、オバの暴走をどうしたら止められるのだろう