いろいろややこしくなってきたオバが、隣に引っ越してきた若い夫婦に、新しく塀をたてることを要求している話その7
新しく越してきたお隣さんのさらにお隣のNさんは、めちゃめちゃいい人です
そんなNさんが、
「何もお手伝いできなくてごめんね」と苦笑いをしている時点で、嫌な予感しかしないアオシバです
アオシバ
「迷惑かけてなかったらいいんやけど」
Nさん
「全然、迷惑なんて、そんなことないよ
いつも優しく声かけてもらって私もうれしいし」
と、とりあえずの社交辞令を終え
本題に入るNさん
(今回売りに出た家はもともとはNさんのもの ご主人が40代で亡くなったあと離れを売りにだされた)
「いろいろ相談してくれはるんやけど、私もわからへんし、不動産屋さんに聞いてぇ、っていつも逃げてるんやわ」
やっぱりオバはここまで話に来てたか
「今度、裁判するって言ってはったけど、私もよく考えてしはったらって答えたんやけど‥」
‥
裁判‥
「でも、隣の人もよく頑張ってはると思うわ 言われたことはちゃんとしてはるから」
「‥言われたこと、というのは?」
「庭の草を抜いてとか、
車はオバの家側でなく反対側にとめてとか‥」