娘マルコは帰宅後、大量のおやつを食べ続けながら、

「今日の体育の時な、」

その日にあったことを話します。


ひと通り話し終えたら、

「ママはどうだった?」と
こちらにに視線をむけるものの、

その先には、
朝8時すぎに家を出た時と、なんのかわりもない姿で、同じ場所に座っているアオシバ。

マルコの顔が一瞬でくもり、

「ママは、そこに、

ずっと座ってたんやね、
1日。」

と、何故か悲しげなマルコ。



登校して、毎日新しい知識を学び、
体育で汗を流し、フィールドワークに出かけ、充実した1日を終えて帰宅すると、

そこには、
薄暗い部屋で1日を過ごし朝と同じ場所に座ったままの母親の姿‥


これではいかん!と、
在宅勤務のアオシバ、その日の出来事を負けじと話します


「ママはな

朝イチで社長に5分だけくださいと、
言って電話をして、
結局2時間にわたって
相談という名の愚痴をいい続けて、

その後、別の人とミーティングして、
午前中ずっと電話してすごしてん。


で、そのあと

キョーコちゃんとシェアラウンジで会うことにしてたから、

昼休みのうちに移動しようと思って、

すぐにバスに乗って

で、バスの中から
キョーコちゃんに今から行くってLINEしたら、

「あ、明日‥」って返信がきて、


ママも
「あ、」ってなって

1日間違ってたことにきづいたんやけど、


ちょうど四条河原町についたとこやったから、バス降りて、
そのまま道路渡って反対行きのバス乗って帰ってきてん


ずっとここに座ってたんじゃなくて、
四条まで往復したんやで、こう見えて。」


アオシバ(ニコニコニコニコ)



黙っていたマルコの顔がさらにくもり、

「‥ママ、

それ何?

それって
ほんまにやばいレベルやん、
冗談とか笑いごととかちごて、

ほんまに心配なレベルやん


と、
本気のトーンで言われ
二人でなんとも言えない空気になったんですけと、

そうなんですか?

これってそんな心配なレベル?
(自覚なし)

ずーっと同じ環境が続く在宅勤務、
少しでも変化を、とたまにコワーキングスペースなんかも利用してるんだけど、
その日を間違っちゃうなんて、
海軍が木曜日にカレー使ってしまった、みたいな?


で、一晩あけた今日、



金曜日のシェアラウンジ。



仕事で忙しいのに、池坊までお花のお稽古に通う友達が、いつもお稽古のお花をくれるんです。


しかし、


こういう場合どちらのファクトが優先されるんでしょうか。

1、私はもともと不注意な性格でミスや勘違いが多い(ついでに誤字も多い)

2、数年前に50歳になったこと

どちらにしても、
心配かけてスミマセン